ニュース
ユピテル、リアデュアルカメラを備えた全方面3カメラドライブレコーダー「Y-3000」「Z-300」
2021年12月16日 06:00
- 2021年12月10日 発売
- オープンプライス
フロントに1つ、リアに2つのカメラを備えた新型ドライブレコーダー
ユピテルは12月10日、業界初のリアデュアルカメラを備えた全方面3カメラドライブレコーダー「Y-3000（カー用品量販店モデル）」「Z-300（カーディーラー専売モデル）」を発売した。価格はいずれもオープンプライス。
マルミエ（marumie）シリーズの最新モデルとなるY-3000とZ-300は、業界初のリアデュアルカメラを採用。リア車内側にもう1つのカメラを搭載し、従来の前後記録だけでなく、車内と左右も記録が可能。3つのカメラ全てが200万画素FULL HDで、高画質の全方面記録を実現。前後2カメラを超える記録範囲と、360°カメラを超える記録画質を誇るとしている。
前後・左右・車内を記録できるドライブレコーダーマルミエ（marumie）シリーズの中で、新設計となる全方面3カメラモデルの新製品は、フロント1カメラ、そしてリアから左右と車内も記録する業界初のリアデュアルカメラがセットになった製品。従来の前後2カメラモデルを圧倒する前後・左右・車内の全方面記録に加え、全カメラ200万画素FULL HDならではの、ゆがみの少ない高画質で記録。あおり運転だけでなく、追い越し車両や歩道、さらに駐車中の当て逃げなど、これまで記録できなかった範囲まで高画質での記録を可能としたという。
フロントカメラは、200万画素FULL HDの高画質記録で、万が一の時に重要な前方車両のナンバーをはじめ、道路標識や信号機など、記録の細部までに確かな視認性を実現。視野角は対角162°の広角記録で、歩道からの飛び出しや出会い頭の事故など、前方で生じるさまざまなアクシデントに幅広く対応。液晶モニターを搭載しながらも、ドライバーの視界を遮りにくいコンパクト設計とし、フレキシブルに角度調整できるボールジョイント式ブラケットを備え、またモニター右に配置した操作ボタンは運転席からでも直感的に操作できるように配置している。
リアカメラで車内を映すから搭乗者の顔が写らない安心感をプラス
リアデュアルカメラはブラケット一体型で、左右それぞれに可動式のレンズを備える新設計。左右・車内用、後方用ともに独自に可動し、それぞれ約90°の幅広い可動範囲を確保しているので、あらゆる車種のリアガラスからでも最適なアングルに調整が可能。また、リアガラスに密接したポジションで取付けできるため、視界の妨げや反射による車内の映り込みも抑えてくれる。
また、広角レンズならではのワイドな視野角で、自車の左右までもサイドガラス越しに記録。駐車記録中の車上荒らし対策や、バイクや自転車のすり抜け、追い越し車両など、従来の前後2カメラモデルでは捉えられないエリアまで、200万画素FULL HDの高画質で広範囲に記録可能としている。
リアから車内を記録するため、車内というプライベート空間にカメラを向けながらも、搭乗者の顔や行動などは記録しないよう配慮したプライバシー設計も特徴のひとつ。カメラの存在に気兼ねすることなく、誰もが安心してドライブを楽しめるとしている。
さらに、3カメラ全てに高感度センサーSTARVISを搭載。映像が不鮮明になりがちな夕方や深夜の住宅街など、灯りの少ないシーンでも前後・左右・車内いずれも鮮明に記録。車外はもちろん暗い車内も明瞭に記録できるため、ドライバーが長時間離れる深夜の車上荒らし対策としても高い効果を発揮するとしている。わずらわしい感度設定も必要なく、ユピテル独自のノウハウで、最適な感度に自動調整され、昼夜問わずクリアな映像を保ち続けるという。
そのほかにも、リアデュアルカメラは左右・車内用、後方用ともにスモークガラスの暗さを踏まえて映像感度がチューニングされ、リアスモークガラス越しでの後方車のナンバー識別はもちろん、サイドスモークガラス越しでの左右の車両・人の動きなど、夜間でも明瞭な記録を可能としたという。さらに、3カメラともにHDR（ハイダイナミックレンジ）を搭載していて、トンネル出入り口をはじめとした明暗差の大きい場面や、夜間のヘッドライトで生じやすい黒つぶれや白とびを大幅に抑制してくれる設計となっている。
後方異常接近をしっかり記録しつつ警告も実施
後方車の異常接近を自動で検知し、ドライバーにあおり車両の存在をいち早く警告。さらに映像を専用フォルダに自動保存し、記録ボタンの押し忘れや、常時録画の継続により該当データが上書きされるなどの記録ミスを抑え、確実に状況を保存してくれる機能も搭載。さらに、ドライバーに危険を知らせる安全運転サポート機能も複数搭載。長距離ドライブによる疲れや急いでいる時などに生じてしまいがちな運転ミスも、表示と音でドライバーにいち早く警告し、事故の未然回避へとつなげてくれる。
また、従来製品はカード上書きの繰り返しにより書き込みエラーが発生してしまうため、定期的なSDカードフォーマット(初期化)が必要だったが、この製品は独自のファイルシステムにより、面倒な定期フォーマットが不要になり、出発前のひと手間も省いてくれるという。また、付属SDカードは、繰り返しの上書き記録に強い高耐久MLC方式の大容量32GB microSDカードを採用している。
オプションで駐車記録も可能
当て逃げ、車上荒らし、いたずら対策に。通常の前後2カメラでは画角に入りづらいドアパンチや車上荒らしなどもしっかり録画が可能。長時間駐車時もタイムラプス/動体検知の2モードを備え、車内も記録できる3カメラモデルならではの広範囲記録で、愛車を中も外も見守ってくれる。
今回、Y-3000とZ-300の発売に合わせ、新テレビCMも放映開始。「Q-31R」「ZQ-31R」に引き続き、女優の中村アンさんをイメージキャラクターに起用した新TVコマーシャル「My Drive Life」篇を全国で放送開始している。