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ボルボ、60シリーズと90シリーズのプラグインハイブリッドパワートレーン一新
2022年1月13日 13:11
- 2022年1月13日 発売
- 694万円~1149万円
ボルボ・カー・ジャパンは1月13日、60シリーズと90シリーズのRecharge Plug-in hybrid(プラグインハイブリッド)モデル5車種のパワートレーンを一新して発売した。
対象となるのは、ボルボの中・大型車用プラットフォーム「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ)」を採用する「S60」「V60」「XC60」「V90」「XC90」の5車種のプラグイン・ハイブリッドモデル。価格は60シリーズが694万円~914万円、90シリーズが1034万円~1149万円。
2016年から導入が開始されたボルボのプラグインハイブリッド初の大幅刷新となり、エンジン、モーター、バッテリのすべてを一新。駆動用のリチウムイオンバッテリは、充電容量を従来から約60%増となる18.8kWhとすることで、EVモードにおける航続距離の大幅な伸長が図られた。ピュアモードでのEV航続距離は、最長で約70km~90km(欧州参考値)となり、現行モデルのほぼ2倍を実現。日常走行での近距離ドライブでは、EVとして利用可能な範囲が大幅に拡大し、長距離ドライブでのエンジンを併用したハイブリッドモデルとして利便性とともに魅力を高めた。
また、4気筒2.0リッターターボエンジンは、さらなる高効率とドライバビリティの改善を目的に、従来搭載されていたスーパーチャージャーを廃止。組み合わされるCISG(Crank Integrated Starter Generator)の出力を向上し、全域での性能を向上。リアに搭載された駆動用モーターの出力を従来比約65%アップとなる107kWとすることで、EV走行時の俊敏でパワフルな電動走行と、優れた回生ブレーキ性能を実現した。出力レベルは2種類設定され、「T6」は合計出力で350PS、「T8」は462PS(いずれも参考合算出力値)となる。
なお、今回のパワートレーンの刷新を機に、XC60には新たにT6パワートレーンを採用し、魅力を高めた新プラグイン・ハイブリッドモデルに「よりお求めやすい価格を実現」したとしている。