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日産、欧州市場へ「マイクラ」後継車の新型コンパクトEV投入

2022年1月27日 発表

日産が欧州市場へ投入する新型コンパクトEV

 日産自動車は1月27日、欧州市場へ「マイクラ」後継車となる新型コンパクトEV(電気自動車)を投入すると発表。同モデルは、日産がデザイン、開発と生産をルノーが担当。今回、そのデザインの一部が披露された。

 新型コンパクトEVは、ルノー・日産・三菱自動車が同日発表した共通ロードマップ「アライアンス2030」の一環として発表された。

 同モデルは、日産のエントリーカーとして人気の高い「マイクラ」の後継車となり、フランスにあるルノーのエレクトリシティセンターで生産され、「e-NV200」の後継モデルである新型「タウンスター」を含む、フランスのルノーが生産する日産車のラインアップの1つとなる。

 新型コンパクトEVは、アライアンスCMF-BEVプラットフォームを採用。アライアンス各社は、この共通プラットフォームを採用しながら、モデルごとに独自のスタイリングを実現することができるという。

 日産の最高執行責任者(COO)のアシュワニ・グプタ氏は「この新型車は、新しい共通プラットフォームを採用します。日産がデザインし、ルノーが開発と生産を行なうことで、アライアンスの資産を最大限に活用しながら、日産らしさにあふれる商品を実現します。これは、アライアンスの『Smart Differentiation(スマート差別化)』の好例です。人気の高い『マイクラ』の後継となる新型車は、欧州のお客さまにさらなるワクワクを提供することでしょう」とコメントした。

日産が欧州市場へ投入する新型コンパクトEV