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三菱自動車、軽商用BEV「ミニキャブ・ミーブ」を2022年秋ごろに販売再開

2022年1月31日 発表

今秋に販売再開となる軽商用BEV「ミニキャブ・ミーブ」

 三菱自動車工業は1月31日、2021年度第3四半期(2021年4月1日~12月30日)の決算を発表し、同第3四半期のビジネスハイライトについて解説するオンライン説明会を開催した。

 ビジネスハイライトではこれまでの振り返りに加え、先週発表されたルノー・日産・三菱自動車のアライアンスにおける車両電動化の計画についても触れられ、この中で現在は一般販売が中断となっている軽商用車のBEV(電気自動車)「ミニキャブ・ミーブ」を、2022年秋ごろに販売再開すると明らかにされた。

 説明会でビジネスハイライトについて語った三菱自動車工業 代表執行役副社長(CFO)池谷光司氏は、「同モデルはビジネスで日常的に商用バンを利用される多くの企業さまに導入いただいており、使用中のCO2と有害物質の削減、EVならではの力強い走りと静粛性、ガソリン車同等の積載量など、この1年間でこのモデルに対する評価が激変しております」。

「昨今はお客さまからの問い合わせが殺到しており、スライドでもお示ししている企業さまなど幅広い業界の企業さまで試験導入いただき、また、協業で実証実験も行なっております。今後も企業さまの脱炭素化に向けて最も重要な役割を果たすクルマとして、品質を強化し、価格を改定するなど、お客さまのニーズに沿った商品供給を続けてまいります」と解説。「国内唯一の軽商用EVを復活させ、お客さまのカーボンニュートラルへの取り組みの一助を担えるよう準備を整えてまいります」と述べている。

カーボンニュートラルの実現に向けたニーズの変化を受けて販売再開が決定。現在も多数の企業で採用され、実証実験なども行なわれている