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レクサス、BEV専用モデル「RZ」今春発表を予告 2021年全世界販売実績は76万12台

2022年2月1日 発表

レクサス RZ450eプロトタイプ

 レクサス(トヨタ自動車)は2月1日、2021年の全世界販売実績を発表するとともに、BEV(バッテリEV)専用モデル「RZ」を今春発表することを予告した。

 2021年1~12月の全世界販売実績については、76万12台(前年比106%)と2020年実績を上まわる回復基調となった。

2021年1~12月の主要地域別の販売実績

北米:約33.2万台(前年比112%)

中国:約22.7万台(前年比101%)

欧州:約7.2万台(前年比102%)

日本:約5.1万台(前年比104%)

中近東:約2.8万台(前年比103%)

東アジア:約3.0万台(前年比95%)

 地域別では、北米が約33.2万台(前年比112%)、中国は過去最高となる約22.7万台(前年比101%)を達成するなど全世界販売の回復を牽引。モデル別では、「ES」「RX」「UX」のハイブリッドモデルが好調により、電動車の年間販売は過去最高の約26万台(前年比110%)となった。

 レクサスでは、電動車の普及を加速するため、次世代レクサスの第1弾として新型「NX」を発売して、新たにPHEV(プラグインハイブリッド)を導入した。そして、2030年までに全カテゴリーでBEVのフルラインナップを実現し、欧州、北米、中国でBEV100%、グローバルで100万台の販売を目指すといい、さらに2035年にはグローバルでBEV100%を目指すという。

BEV専用モデル「RZ」を今春発表へ

レクサス RZ450eプロトタイプ

 Lexus International President/Chief Branding Officerの佐藤恒治氏は「世界中でレクサス車をご愛用いただいているお客さまのお一人おひとりに、心より感謝を申し上げます。新型コロナウィルスの感染拡大や部品供給逼迫の影響が続く中、2021年は約76万台を販売し、過去最高レベルまで販売を回復することができました。2022年も引き続き、『本物を知る人が、最後に選んでいただけるブランドでありたい』という想いの下、お客さまの感性に訴えかけるレクサスらしいデザインや走りの味を磨き上げて参ります。電動車開発も加速させ、今春のBEV専用モデル「RZ」を皮切りに、多様なお客さまのライフスタイルに寄り添う新型モデルを続々と発表いたします。次世代レクサスの更なる挑戦に、ご期待下さい」と述べている。

レクサス RZ450eプロトタイプ