アウディ、Sモデル専用デザインの新型「SQ2」 “quattro”システム搭載のスポーツバージョン

アウディ「SQ2」

　アウディ ジャパンは2月7日、プレミアムコンパクトSUV「Q2」シリーズの高性能スポーツバージョンである「SQ2」の新型モデルを発売した。価格は608万円。

　Q2シリーズは、アウディのQシリーズの中で最も小さく、個性的でコントラストの効いた内外装のデザインが特徴。ワンサイズ上のクラスに匹敵する快適性とユーティリティ性能を兼ね備えながら、都市部の機械式立体駐車場に入庫可能な全幅1800mm、全高1550mm以下となるボディサイズのプレミアムコンパクトSUVモデル。2021年にデビュー以来初となる大幅刷新が行なわれ、商品力が強化された。

　今回のSQ2は、Q2シリーズで唯一“quattro”四輪駆動システムを搭載する高性能スポーツバージョンで、電子制御式油圧多板クラッチを用い、安定した加速とスポーティなコーナリング、雪上や悪天候においても高い走行安定性を実現している。パワートレーンには、最高出力300PS、最大トルク400Nmを発生する直列4気筒2.0リッター TFSI ターボエンジンと7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせた。操舵量に応じてギヤレシオを可変するプログレッシブステアリングや専用のSスポーツサスペンションによって、ダイナミックな走行性能を実現している。

　外観は、Sモデル専用にデザインされた多角形のシングルフレームグリルをはじめ、アルミニウムルックのドアミラーを採用するとともに、専用のルーフスポイラーや4本出しのテールパイプ、18インチアルミホイールを装備。オプションのブラックスタイリングパッケージを装着することで、シングルフレームグリルやAudi rings、ドアミラー、Cピラーなどがブラック仕上げとなり、より精悍さを強調できる。

デフォルトイメージ

ブラックスタイリングパッケージ（イメージ）

コントラストペイント（イメージ）

　内装は、黒を基調にSのロゴ入りスポーツシートを採用するなど、スポーティな仕様。マグマレッドのファインナッパレザーなどが選択可能なSQ2インテリアデザインパッケージをオプションで用意している。先進のドライバーアシスタンスシステムとして、アダプティブクルーズアシストやサイドアシスト、アウディプレセンスベーシック、ハイビームアシストなどがパッケージオプションで設定されている。