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アウディ、「Q2」を4年ぶりに大幅刷新 価格は394万円から
限定125台の「Q2 1st edition」もラインアップ
2021年2月24日 12:57
- 2021年5月 発売
- 394万円~544万円
都市部の機械式立体駐車場に対応
アウディ ジャパンは、プレミアムコンパクトSUV「Q2」シリーズを4年ぶりに大幅刷新して5月に発売する。価格は394万円~544万円。
新型ではグレード構成を「advanced」「S line」の2系統とし、advancedのアンダーガードはシルバーに、サイドシルやブレードにはマンハッタングレーメタリックのコントラストペイントを施す。S lineではアンダーガードとサイドシルがボディ同色となり、ブレードのコントラストペイントはセレナイトシルバーで、Sルーフスポイラーが備わる。
新型Q2価格一覧
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
Q2 35 TFSI advanced | 直列4気筒DOHC1.5リッターターボ(150PS/250Nm) | 7速Sトロニック(7速DCT) | 2WD(FF) | 3,940,000円 |
Q2 35 TFSI S line | 4,300,000円 | |||
Q2 1st edition | 5,440,000円 |
新型の外観では、多角形のモチーフがインサートされた8角形のシングルフレームの位置を従来よりもわずかに下げ、フロントセクションの幅の広さを強調することでLEDヘッドライトとともにシャープな印象を付与。ボンネット先端には往年のAudi Sport quattroのイメージを受け継ぐ3分割スリットが設けられた。また、開口部が拡大したフロントバンパー、5角形のモチーフを取り入れた力強い印象のリアバンパー、新デザインのリアディフューザーなどによって、よりスポーティで存在感のあるデザインとした。
ボディサイズは全幅1795mm、全高1530mm(advanced)と、都市部の機械式立体駐車場に入庫可能。また、ボディカラーにアウディとして初となるアップルグリーンメタリックを含む5つの新色を設定するとともに、ブレードのカラーラインアップを一新した。
車内においては、エアベントやシフトレバーのデザインを変更し、ダイヤモンドペイントフィニッシュ シルバーグレーのデコラティブパネルを配した。また、オプションのS lineプラスパッケージを装着することでスポーツシートをはじめ、アルミニウムルックインテリア、マルチカラーアンビエントライティング、ステンレススチールフットペダル、ライトグラフィックのデコラティブパネルなどにより、さらにスポーティな仕様に仕上げることが可能になっている。
メーターパネル内には12.3インチ液晶ディスプレイのアウディバーチャルコックピットを採用。MMIナビゲーションシステムやAudi connect、アウディスマートフォンインターフェイスなど、利便性の高いインフォテインメントシステムを搭載。また、ドライバーアシスタンスシステムとしては、従来のアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合したアダプティブクルーズアシスト、サイドアシスト、プレセンスベーシック、ハイビームアシストをセーフティパッケージとして設定する。
パワートレーンは、いずれのモデルも新開発の1.5 TFSIエンジンを搭載し、高圧の直噴システムの採用などにより最高出力110kW(150PS)、最大トルク250Nmを発生。エンジンが低負荷の際に2気筒となる気筒休止システムのシリンダーオンデマンド(cod)も採用される。
そのほか、導入記念モデルとしてQ2 35 TFSI S lineをベースとした限定125台の「Q2 1st edition」を導入する。ボディカラーはアウディとして初となるアップルグリーンメタリック、アローグレーパールエフェクトの2色を用意し、ともにコントラストペイント、マンハッタングレーのブレードを採用。
この限定モデルでは、コンビニエンス&アシスタンスパッケージ、ナビゲーションパッケージ、テクノロジーパッケージ、S lineプラスパッケージ、ブラックスタイリングパッケージのほか、Audi Sport 19インチアルミホイール、マトリクスLEDヘッドライトダイナミックインジケーター付(フロント・リア)を標準装備している。