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ヒョンデとAnycaが提携、BEV「IONIQ 5」100台とFCEV「NEXO」20台をカーシェア導入

2022年2月8日 発表

HyundaiのバッテリEV「IONIQ 5」

 DeNA SOMPO Mobilityは2月8日、日本に参入した韓国ヒョンデ(Hyundai)の日本法人Hyundai Mobility Japanと業務提携契約を締結したと発表。DeNA SOMPO Mobilityが運営するカーシェアプラットフォーム「Anyca(エニカ)」において、BEV(バッテリEV)「IONIQ 5」と、FCEV(燃料電池車)「NEXO」を日本でレンタカー型カーシェアとして独占展開する。

 Anycaで独占展開する「IONIQ 5」と「NEXO」は、レンタカー形態の「Anyca Official シェアカー」で、「IONIQ 5」を100台、「NEXO」を20台導入する。料金は1200円/1時間から、設置場所は東京都、神奈川県で、順次配備予定。

 なお、IONIQ 5については2月下旬からカーシェアが開始され、2022年2月8日~5月31日の期間に1時間乗車無料キャンペーンも実施される。

 今回、両社の提携では、オンライン販売で実現が難しかったクルマを“見る”“乗る”という体験を「Anyca」で提供しようというもの。また、「Anyca」との連携により、個々のユーザーから情報提供の同意を取得した上で、購入検討者のカーシェアによる比較・検討データやクルマの感想などを、ヒョンデに提供し、これらの比較・検討データをヒョンデがマーケティングや新商品開発に活かすことができるという。

 さらに、ヒョンデのクルマをオーナーとして個人間カーシェアを行なうことで、シェア相手にヒョンデのクルマを紹介して購入してもらうと、オーナーにインセンティブが支給される車両紹介プログラムも開始予定としている。