ニュース

トヨタ、3月の生産計画は95万台程度の見込み グローバルで10数万台程度の見直し

2022年2月14日 発表

3月の国内工場稼働停止予定は2工場3ライン

 トヨタ自動車は2月14日、3月の生産計画について発表。合わせて、3月の国内工場の稼働停止予定を発表した。

 3月のグローバル生産台数は、これまでの挽回生産分を織り込んでいたものの、半導体不足の影響により、グローバルで10数万台程度の見直しを行ない、95万台程度になる見込みとのこと。なお、2022年3月の通期生産台数見通しは、約850万台となる見込み。

 半導体関連部品の不足に関しては、引き続いての状況精査とともに、さらなる長期化を見据え、関係各社と協議しながらほかの半導体などへの代替についてもさらなる検討を進め、「今後も部品不足に対するあらゆる対策を図り、1日でも早く・多くお客さまのもとにおクルマをお届けできるよう尽力してまいります」としている。

 なお、これらの計画見直しに伴い、3月は国内全14工場28ライン中、2工場3ラインで稼働停止を予定。「NX」「NX PHV」「CT」「UX」「UX300e」を生産するトヨタ自動車九州 宮田工場の第1ラインでは最大の13日、「ES」「RX」を生産する第2ラインでは3日、「C-HR」「アクア」を生産するトヨタ自動車東日本 岩手工場の第1ラインでは1日、それぞれ稼働停止を予定している。