ケンウッド、4月から車載用機器など約3～25％値上げ 「自助努力だけでは従来の製品価格を維持することが困難」

　JVCケンウッドは2月18日、同社の各製品を4月1日より価格改定すると発表した。対象製品となるのは車載用機器、民生用機器、業務用機器で、約3～25％の値上げとなる。

　価格改定の理由としては2021年から続く原油価格の高騰や原材料の相次ぐ値上げ、物流などのコストの大幅な上昇が挙げられており、「当社においては、全社をあげて生産性の向上や経費削減などによるコスト削減を図り、その吸収に努めてきましたが、自助努力だけでは従来の製品価格を維持することが困難となったため、価格改定をすることといたします」と説明している。