日立アステモ、2022年もチーム・ペンスキーとのスポンサー契約を継続してインディカーレースを支援

契約ドライバーのニューガーデン選手は3度目の年間チャンピオンを目指す

　日立アステモ（Asemo）をはじめとする日立グループは2月21日、米国におけるモータースポーツの名門「チーム・ペンスキー」とのスポンサー契約を2022年も継続すると同時に、2022年シーズンもジョセフ・ニューガーデン選手が日立契約ドライバーとして参戦すると発表した。

　2017年と2019年に年間チャンピオンを獲得しているニューガーデン選手は、これまでIndyCarシリーズで通算15回のポールポジションと20勝を誇るドライバー。2021年10月に米国カリフォルニア州ロングビーチで開催された最終レースでは、ポールポジションを獲得し、本選では最終ラップまで年間チャンピオンを賭けて疾走して、結果2位でフィニッシュ。年間総合順位も2位を獲得している。

　2022シーズンでは、改めて3度目の年間チャンピオンを狙うとともに、世界3大レースの1つに数えられるインディ500での初優勝を目指し、2月27日に米国アラバマ州バーミンガムで開幕するインディカー・シリーズ2022年シーズンに参戦する。

　ニューガーデン選手の車両は、両サイドとリアウイングに「日立」ロゴを、また両サイドのフロントウイングに「Astemo」ロゴが掲げられる。また、日立アステモはIndyCarシリーズに参戦するシボレー2.2リッターツインターボエンジンのすべてに、燃料システム製品を供給している。

　日立アステモアメリカズのシニアバイスプレジデント（Sales＆Marketing）のロブ・シャープ氏はシーズン開幕にあたり「日立アステモはレーストラック内での圧倒的な走りの実現に加え、世界中の四輪、トラック、二輪の性能向上に貢献していきます」と述べている。