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横浜ゴム、スズキのインド向け新型コンパクトカー「セレリオ」の新車装着タイヤとして「ブルーアースFE AE30」を納入

2022年2月22日 発表

マルチ・スズキ・インディアが2021年11月に発売した新型「セレリオ」

生産能力の増強を図り、インド国内での販売数増加を目指す

 横浜ゴムは2月22日、スズキのインドにある子会社マルチ・スズキ・インディアが2021年11月に発売した新型「セレリオ(CELERIO)」向けに、新車装着用タイヤの納入を開始したと発表した。納入するタイヤは、現地のタイヤ生産販売会社であるYokohama India Pvt. Ltd.(ヨコハマ・インディア)が生産する「BluEarth-FE AE30(ブルーアース・エフイー・エーイーサンマル)」で、装着サイズは175/60R15 81H。

 横浜ゴムは、世界有数の大市場であるインドでの販売強化のため、2007年4月にヨコハマ・インディアを設立。2014年から現地の自社工場で乗用車用タイヤ生産を開始し、2020年には生産能力を2倍以上に増強して、着実にインド国内での販売数を増やしている。

 セレリオは、2014年にインドで初代モデルを発売して以来、コンパクトなボディに広い室内と荷室が好評というモデル。新型セレリオはスタイリングを刷新しつつ、新たなエンジンとプラットフォームを採用することで軽量化と燃費向上を図り、足まわりや荷室の空間もさらに広げられた。

新型セレリオの新車装着用タイヤとなるBluEarth-FE AE30

 今回納入が始まったBluEarth-FE AE30は「環境性能のさらなる向上+人に社会にやさしい」をテーマとしたグローバルタイヤブランド「BluEarth」の低燃費スタンダードタイヤで、優れた低燃費性能を発揮するとともに、静粛性や快適性、乗り心地、ロングライフなどの基本性能をハイレベルでバランス。過酷な道路環境下であるインド市場でも、低燃費性能と耐摩耗性能を両立させたタイヤとなっている。