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『グランツーリスモ7』に登場する新型「フェアレディ Z」で走ってみた

2022年3月4日 発売

PS4/PS5用『グランツーリスモ7』が、いよいよ3月4日発売

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントからPS4/PS5用『グランツーリスモ7』が3月4日に発売される。

『グランツーリスモ7』には、日産自動車の新型「フェアレディ Z」が「Z Performance '23」として収録されていて、記者はPS5版『グランツーリスモ7』でプレイできるチャンスを得た。PS5版『グランツーリスモ7』と合わせて「Z Performance '23」の印象をお伝えしていきたい。

PS5用『グランツーリスモ7』

 実車の新型フェアレディ Zは、最高出力298kW(405PS)/6400rpm、最大トルク475Nm(48.4kgfm)/1600-5600rpmを発生するV型6気筒 3.0リッターツインターボ「VR30DDTT」 エンジンを搭載して、トランスミッションは6速MTと9速ATを用意。駆動方式はFRの2WDとなる。

『グランツーリスモ7』に登場する「Z Performance '23」についてもほぼ同様のスペックで登場する。実際に筑波サーキットで「Z Performance '23」を走行させてみると、ツインターボが効き始めてから猛烈な加速をみせる。ゲームであってもその加速感を感じることができ、ちょっとスタビリティコントロールはOFFにしたくない印象だ。

「Z Performance '23」は、マルをイメージさせるキュートなヘッドライトを持つ見た目の印象とは違って、中身の動力性能では獰猛なモンスターマシンといった印象。400PSを超えるパワフルなエンジンを6速MTで操れるモデルというのは、世界中を見渡しても希少な存在と言えるのではないだろうか。

『グランツーリスモ7』の表現に関する部分に話を戻すと、夜間走行時にヘッドライトで照射されたコースのようすをコックピットビューからみると、ゲームの世界とは思えないほどリアルで驚く。車内インテリアの再現性も高くドライブしているという気分も高まるので、『グランツーリスモ7』ではコックピットビューでのプレイがデフォルトとなりそうだ。

『グランツーリスモ7』は、シリーズ史上最高のクオリティで再現したという420車種以上のクルマを収録している。限られた時間の中でのプレイなので、一部のモデルしか体験することしかできなかったが、個人としてもPS5を手に入れたら『グランツーリスモ7』でもっと走り込んでみたいと思った。

日産自動車の新型「フェアレディ Z」が「Z Performance '23」として収録