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BMW、DTMの2022年シーズンに参戦する4台の「BMW M4 GT3」のカラーリングを公開
2022年3月11日 17:45
- 2022年3月10日（現地時間）発表
独BMWは3月10日（現地時間）、Walkenhorst MotorsportとSchubert MotorsportがDTM（Deutsche Tourenwagen Masters：ドイツツーリングカー選手権）の2022年シーズンにそれぞれ2台ずつ参戦する「BMW M4 GT3」計4台のデザインを発表した。DTMの2022年シーズンは、4月30日にポルティマオサーキット（ポルトガル）にて開幕戦が行なわれるが、これに先立ちホッケンハイム（ドイツ）とポルティマオサーキットで公式テストが実施される。
Walkenhorst Motorsportでは、2度のDTMチャンピオン、マルコ・ヴィットマン選手（ドイツ）が、「BMW M4 DTM」と「BMW M6 GT3」に続き、2019年のDTMシーズンからシェフラーとヴィットマン選手のトレードマークといえる緑色に塗られたBMW M4 GT3、通称「グリーンマシン」のステアリングを握る。チームメイトであるエステバン・ムート選手（ベルギー）は、BMW Mモータースポーツ・パートナーのCATLとiQOOのロゴをあしらったBMW M4 GT3をドライブする予定という。
シェフラーのスポンサー担当ディレクター、Sören Zinner氏は「BMW Mモータースポーツとの長期にわたる良好なパートナーシップの継続と、シェフラーのブランドアンバサダーであるマルコ・ヴィットマン選手がWalkenhorst Motorsportで『グリーンマシン』に再び乗ることを楽しみにしています。今やマルコ選手とのパートナーシップなくしてシェフラーを語ることはできません。シェフラーの技術を投入した新しいBMW M4 GT3で、エキサイティングなDTMシーズンを過ごせることを期待しています」と述べている。
また、DTMのクラス1時代と同様にシェルドン・ファン・デル・リンデ選手は、Schubert Motorsportで再びプレミアム・テクノロジー・パートナーとして、BMW M4 GT3の開発に大きく関わっている石油メーカー「シェル」のカラーリングで参戦。また、チームメイトであるフィリップ・エング選手（オーストラリア）がドライブするマシンは、クラス1時代のBMW M4 DTMでもお馴染みの「ロボマーケッツ」のカラーリングが施される。
なお、スポーツブランドのPUMAは、BMW Mモータースポーツのレースウェアのオフィシャルサプライヤーとなっている。
シェルのヨーロッパOEM担当ゼネラルマネージャーであるMarc Bittner氏は「DTMにおいてBMW Mモータースポーツと長年にわたるプレミアム・テクノロジー・パートナーシップを継続し、高性能を核とした研究開発協力関係を深めることができることを誇りに思います。シェルは、DTMのBMW Mモータースポーツのエンジニアと協力して、新型BMW M4 GT3に使用するレース用潤滑油Shell Helix Ultraを開発し、エンジン性能と効率を長期にわたって向上させることに成功してきました。このような極限のテスト環境から得られた知見は、日常的に自動車を運転する人々のために、新しい製品や技術の開発に役立っています。シェルドン・ファン・デル・リンデ選手が再びシェルカラーでSchubert Motorsportに参戦することを歓迎し、チームの新しいシーズンでの活躍を祈っています」とコメントしている。
BMW MのTimo Resch副社長は「クラス1の時代が終わり、DTMの様相は変わったかもしれませんが、今シーズンに契約した素晴らしいドライバー、そしてハイクラスのチームという点では、その魅力を失ってはいません。私たちと同じように、BMW Mモータースポーツの長期的なパートナーがDTMプラットフォームの大きな可能性を認識し続け、2022年もBMW MモータースポーツがWalkenhorst MotorsportとSchubert Motorsportを支援することを決定してくれたことに感激しています。そして、BMW M4 GT3のデザインはどれもとても気に入っています。大きなサーキットでも人目を引くことでしょう。サポートしてくれたすべてのパートナーに感謝します」と述べている。