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スズキ、スポーツバイク「GSX-S125 ABS」と「GSX-R125 ABS」をマイチェン 国内排ガス規制に対応
2022年3月17日 17:02
- 2022年4月27日 発売
- GSX-S125 ABS:42万200円
- 2022年5月11日 発売
- GSX-R125 ABS:45万3200円
初心者から若年層まで幅広く楽しめるスポーツバイクのエントリーモデル
スズキは、アグレッシブなスタイリングや高出力エンジンを特徴とする125ccのストリートスポーツバイク「GSX-S125 ABS」と、軽量で高性能なスーパースポーツバイク「GSX-R125 ABS」を、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応させ発売する。価格はGSX-S125 ABSが42万200円(4月27日発売)、GSX-R125 ABSが45万3200円(5月11日発売)。
GSX-S125 ABSとGSX-R125 ABSは、初心者から若年層まで幅広く楽しめる各シリーズのエントリーモデルとなる原付二種スポーツバイク。パワートレーンは、GSX-Rシリーズの解析技術を用いた燃焼室の最適化や、吸気効率の向上、燃料噴射の最適化などにより、最高出力11kW/10500rpm、最大トルク11Nm/8500rpmの出力性能と、45.8km/lの燃費性能を両立した124cm 3 水冷単気筒DOHCエンジンに、スムーズな出力伝達で力強い加速を実現する6速MTが組み合わせられる。
軽量・高剛性フレームと、GSX-Rシリーズの技術を投入して設計したコンパクトな車体レイアウト。ショートホイールベースと軽量・スリムなボディにより、街乗りにおける扱いやすさとワインディングにおける高い操縦性を両立。また、785mmの低いシート高による良好な足つき性も実現している。
さらに、前後輪にスポーティな10本スポークの17インチ大径アルミ製キャストホイールと、花弁形状のペータルブレーキディスクを装備しつつ、前後輪に取り付けられたホイールスピードセンサーにより各車輪速度を検知し、ブレーキの効きを自動的にコントロールして車輪のロックを一定範囲内で防ぐABSを標準装備。加えて、長距離ツーリングでも安心な大容量11L燃料タンクを完備した。
黒基盤に白文字を表示するネガ液晶を採用したフルデジタル表示の多機能メーターは、任意に設定したエンジン回転数に到達するとランプの点灯/点滅でシフトチェンジのタイミングを知らせるRPMインジケーター、ひと目でギヤポジションが分かるギヤポジションインジケーター、切替式のオドメーター/ツイントリップメーターを搭載。
そのほかにも、鍵穴へのいたずらや盗難を抑止する「ワンアクション式シャッター付ステアリングロック」や、スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュでエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」も採用。また、ニュートラル時はクラッチレバーを握らなくても始動可能としたほか、右手元には便利なハザードスイッチを装備するなど利便性が高められている。
GSX-S125 ABSの主な特徴
GSX-Sシリーズ共通のイメージとなる低く構えたアグレッシブなスタイリングを採用し、アップハンドルによる前傾の少ない快適なライディングポジションを実現。ラジエータシュラウドと燃料タンクに一体感を持たせたキャラクターラインは、アンダーカウルを装備することで、サイドビューのアグレッシブなデザインとなっている。ロー&ワイドなヘッドライトを装備したことで、シャープでスポーティな印象の力強い顔つきを表現した。また、サイレンサーは2つの排気口を設けたスポーティなデュアルタイプマフラーを採用している。
ボディカラーは「トリトンブルーメタリック/タイタンブラック」「タイタンブラック」の2色を用意。