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ホンダ、新型「ステップワゴン」の広さが分かるカットモデルなどホンダウエルカムプラザ青山で特別展示
2022年3月25日 05:30
- 2022年3月24日~4月15日 開催
本田技研工業は、3月24日~4月15日に東京・南青山のホンダウエルカムプラザ青山で、新型「ステップワゴン」の特別展示を開催する。
特別展示では、今春発表を予定している新型ステップワゴンに加え、初代ステップワゴンも展示。さらに、ホンダ史上最大となる新型ステップワゴンの室内空間の広さや、こだわりのデザインがひと目で分かる「ステップワゴン エアー」のカットモデルも初展示される。
新型ステップワゴンは、ミニバンに慣れ親しんで成長してきた30歳~40歳代の子育て期の人がターゲットユーザー。グランドコンセプトを「素敵な暮らし」と定め、家族みんなが安心と自由を感じて、生活に広がりがあるように思わせてくれるミニバンとして開発された。
バリエーションは、キャラクターの異なる「エアー」「スパーダ」の2種類を用意し、スパーダには派生グレードとして、「スパーダ プレミアムライン」も設定される。
特別展示を前にトークセッションを開催
特別展示の開催の前に実施された取材会では、タレントの鈴木あきえさん、知育玩具などを取り扱うボーネルンドの副社長 中西みのり氏に加え、新型ステップワゴンのインテリアデザインを担当した本田技術研究所の矢口史浩氏、エクステリアデザインを担当したホンダアクセスの大西優一氏をゲストに迎え、「デザインが家族の日常にもたらすもの」をテーマにしたトークセッションが行なわれた。
今回行なわれる特別展示では、新型ステップワゴンとボーネルンドがコラボレーション。両社ともに「家族を支える道具を提供する」ということから、今回のコラボレーションに至ったという。
トークセッションで矢口氏は、初代ステップワゴンのTVCMで「子供と一緒にどこへ行こう」というフレーズがあったことに触れ、「1990年代はそういった価値観があったが、現代では一緒にいたとしても、それぞれ別のことをやっていることが多いと思う。1人の時間を大切にするという考え方になってきているのが、大きな変化になっている」と、これまでと現代の価値観の違いを説明。
中西氏は「女性の社会進出により、家族の役割が変わってきているけれども、子供が親や家族に求める欲求は変わっておらず、時間のない中で子供への欲求に応えるため、親が豊かな時間を過ごし、余裕を持つことが大切になってきているのではないか」という考えを示した。
その考えに似たところがホンダにもあるとして、新型ステップワゴンは家族が集まる場所として、広い空間だけでなく色使いや素材を工夫することで、リビングの延長として感じられるようなインテリアデザインを目指したという。また、豊富なシートアレンジを採用することでリビングの模様替えをイメージし、乗る人にとって居心地のいい場所を見つけられるようにしたと、特徴を紹介した。
トークセッションの最後に大西氏は、「新型ステップワゴンを通じて、素敵な暮らしを1人でも多くの方に体験してもらいたい」と話し、矢口氏は「デザイナーとしてかたちを作るのはもちろんですが、ホンダの考え方の1つである“人を中心に”といったところや、気持ちの部分をすごく大切にして作りました」と想いを語った。
中西氏は、「家族の暮らしという点で素晴らしい配慮をされているデザインなので、今後、一緒に家族を幸せにする活動ができたらと思います」とコメント。鈴木さんは「ホンダさんもボーネルンドさんも、パパやママと一緒になって子育てをしてくれているような感覚で、すごく頼もしい存在でありがたいと思いました。これからもたくさんの家族との寄り添いモードでよろしくお願いします」と締めくくった。