ホンダの「モバイルパワーパック e:」、コマツの電動マイクロショベル「PC01E 1」に採用

ホンダの着脱式可搬バッテリ「モバイルパワーパック e:」が、コマツの電動マイクロショベル「PC01E 1」に採用された

　本田技研工業は3月29日、ホンダの着脱式可搬バッテリ「モバイルパワーパック e:（Honda Mobile Power Pack e:）」が、コマツが国内でレンタルを開始する電動マイクロショベル「PC01E 1」に採用されたと発表した。

　PC01E 1は、ホンダとコマツで共同開発をしたもので、市場導入に向け実証実験を行なってきた。モバイルパワーパック e:には、定格容量1314Whのリチウムイオンバッテリが搭載され、電圧は約50.26V、重量は10.3kg、充電時間は約5時間。

外形寸法は約298×177.3×156.3mm

　ホンダでは2050年のカーボンニュートラル実現に向けてモバイルパワーパック e の活用拡大を目指しており、さまざまな企業と搭載機器の検討を行なっているという。モバイルパワーパック e:を二輪車以外で活用した製品が市場導入されるのは、今回が初めて。

ホンダの「モバイルパワーパック e:」を搭載する小型作業機用パワーユニット「 e GX 」