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3年ぶり復活!新生エアレース開幕戦は英国グッドウッドに決定

2022年3月31日(現地時間) 発表

2022年、新生エアレース開幕戦の舞台となるグッドウッド

 The Air Race Ltdは3月31日(現地時間:日本時間3月31日18時)、2022年エアレース・ワールドチャンピオンシップの開幕戦の開催地と日程を正式発表。2022年シリーズ初戦は7月8日~10日にイギリスのグッドウッドで開催、フェスティバル・オブ・スピードの聖地に12名のパイロットが約3年ぶりに集結する。

 エアレース・ワールドチャンピオンシップ(The Air Race World Championship)は、2003年にレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップとして初開催。世界最速のレースパイロットたちが最高速370km/h、最大重力加速度12Gの中、操縦技術の正確さ、知力、体力、そして精神の限りを尽くしてタイムを競うFAI(国際航空連盟)が公認する、レッドブルによって形成された究極の三次元モータースポーツとなった。

 そして、2022年にFAI(国際航空連盟)承認のエアレース・ワールドチャンピオンシップが3年ぶりに復活を遂げ、世界最高の飛行技術を持つ12名のレーパイロットがワールドチャンピオンを目指して戦いを繰り広げる。

 12のレースチームが2022年、2023年、2024年のレースシーズンに参戦予定で、レッドブルは元世界チャンピオンのマルティン・ソンカ(チェコ)への継続的なスポンサーとしてエアレースへの関与を維持。究極の三次元モータースポーツであるだけでなく、未来のための都市型エアモビリティ、航空産業、クリーンテクノロジーなどの研究にも貢献すべく、エアレースは2023年までにネットゼロ・カーボン航空燃料を導入し、高性能のレース機の運用を開始することを計画している。

 なお、2022年シリーズは、グッドウッドに加えて、10月14日~16日にかけて、インドネシアのジャカルタで開催されることがすでに発表されている。

(C)Joerg Mitter / Red Bull Content Pool