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アルピーヌ、日本オリジナルのドライビングシューズ「ネグローニ SPH-G20 A1」

2022年5月20日 発表

アルピーヌが日本オリジナルのドライビングシューズ「NEGRONI SPH-G20 A1」を発売

 アルピーヌ・ジャポンは5月20日、アルピーヌをイメージしたデザインの日本オリジナルのドライビングシューズ「NEGRONI(ネグローニ)SPH-G20 A1」を、今夏からルノーウェブショップにて販売すると発表した。価格は発売と同時発表としている。

 今回発売する「ネグローニ SPH-G20 A1」は、日本発のドライビングシューズメーカーの「ネグローニ」が、一足一足ハンドメイドで仕上げた“メイドtoオーダー”の独自プロダクションシステムで、シューレース(靴ひも)とラバーソールのカスタマイズを可能としたモデル。

 5月21日より「アルピーヌさいたま桜」を皮切りに、日本全国のアルピーヌ正規ディーラーで順次開催されるトークイベントでの展示も予定している。

ネグローニ SPH-G20 A1

ネグローニ SPH-G20 A1概要

 ネグローニ SPH-G20 A1は、ネグローニモデルのラインアップの中でも、洗練された履き心地とすぐれたペダルフィールを誇る「スピアヘッド」をベースにデザイン。アッパーにはヒートプレス加工された艶のあるオリジナルネグローニレザーと、ダークネイビーの頑丈なトスカーナスエードとのコンビネーションを採用。

 また、槍の先端をモチーフにデザインしたフレンチレッドのカウンタートップには、アルピーヌのロゴをF1やWECのデザインにならって左右シンメトリーに配置。さらに、アイレット(紐穴)のふちには、ハンドメイドで繊細にデザインした独自のトリコロールフラッグをアイコニックにあしらい、バランスよく調和されたフレンチカラーチャートとし、スポーティかつ上品なスタイリングに仕上げている。

 発注時にラバーソールの色を「ブラック」と「ニュートラル」の2色から、シューレースは「ネイビー」と「ホワイト」から選択可能となっていて、スポーツドライビングやグランドツーリングだけでなく、ライフスタイルの中で心地よく溶け込む滑らかな履き心地が楽しめるとしている。

靴ひもとラバーソールの色は選択可能となっている

ネグローニ ブランドディレクター 宮部修平氏のコメント

 今回「アトリエアルピーヌ」という夢のようなカスタマイズプログラムの開始と同時にアルピーヌとネグローニのコラボレーションモデルを発表できることをとてもうれしく思います。新しいA110の実物を初めて見たのは2017年のイギリスGoodwood Festival of Speedです。ちょうどその年、ネグローニのショップスタンドをFestival of Speedに出展していた私は、プレスデーの意味合いが強い初日のまだ空いている時間に会場を散策するのが何よりも楽しみでした。

 ルノーの大きなパビリオンに展示されていた見慣れないデザインのスポーツカー。「A110」「PREMIÈRE ÉDITION」とだけ書かれたナンバープレートや、Aエンブレムロゴが入ったホイールを見ながらも、それが現代に生まれ変わったアルピーヌA110だと理解するのには少し時間が必要でした。まさかその年のジュネーブショーでプレミアされたばかりの実車をいち早く目の当たりにできるなんて思ってもいなかったからです。今思えば私は日本本人の中ではかなり早い段階でA110を見ることができた人間だったのかもしれません。

 そういった幸運もあり、このネグローニとアルピーヌとのコラボレーションプロジェクトのアイデアを出す作業は、前例を見ないほどスムーズなものだったと思います。このオファーを頂いた時点で「アルピーヌ A110」のカラーチャートはまさに予習済みで、アルピーヌのカラーチャートとネグローニを掛け合わせることに特段の時間は必要ありませんでした。今回のコラボレーション モデル「SPH-G20 A1」は、アルピーヌA110のパフォーマンスを引き出しつつも、ライフスタイルの中でバランスよく使えるスタイルに仕上がっていると思います。小さなディテールにもこだわりがたくさん詰まっていますので、ぜひ実物をご覧いただければうれしいです。