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ランドローバー、新型「レンジローバースポーツ」の受注開始 限定160台のローンチエディションも登場

2022年5月25日 受注開始

1119万円~1526万円

新型「レンジローバースポーツ」の受注開始

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは5月25日、新型「レンジローバースポーツ」の受注を開始した。価格は「レンジローバースポーツ S」が1068万円、「レンジローバースポーツ DYNAMIC S」が1119万円、「レンジローバースポーツ DYNAMIC SE」が1261万円、「レンジローバースポーツ DYNAMIC HSE」が1364万円、「レンジローバースポーツ AUTOBIOGRAPHY」が1526万円。いずれも直列6気筒3.0リッターディーゼルエンジン(マイルドハイブリッド仕様)搭載車となる。

 第3世代目となる新型レンジローバースポーツは、ランドローバー史上、最も先進的なシャシーテクノロジーを採用し、高い存在感と直感的なドライビングレスポンスを兼ね備えたというラグジュアリー・パフォーマンスSUV。

 エクステリアでは張りのあるサーフェイスやダイナミックなスタンス、筋肉質なプロファイルといった世代を超えてひと目でレンジローバースポーツと分かるDNAを継承しながら、レンジローバーファミリーの特徴である洗練性とラグジュアリー、先進性、モダニズムをさらに進化。新しいフロントグリルやライトの形状、美しく仕上げたフラッシュサーフェスウィンドウとドアハンドル、控えめなウエストレールフィニッシャー、レーザー溶接ルーフなどにより、緻密で美しく、無駄を排したデザインに仕上げたという。その結果、エアロダイナミクスにも貢献し、空気抵抗係数(Cd値)は0.29を実現している。

フィレンツェレッド(LAUNCH EDITION)
ヴァレジネブルー(LAUNCH EDITION)

 インテリアではボタンやスイッチ類を極力排除しながら、従来の高級レザーに加えて高品質のウルトラファブリックなどのアニマルフリーな次世代のサステナブルな素材の選択肢を取り揃え、モダニティにあふれた空間に仕上げた。また、優れた視界を確保したコクピットのような室内は、人間工学に基づいて設計されたシート、ハプティック(触覚)フィードバック機能付きの新開発13.1インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを装備した最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」、静かでクリーンな環境を支えるMERIDIANシグネチャーサウンドシステム(第3世代アクティブノイズキャンセレーション搭載)や空気清浄システムプロ(ナノイーX搭載、PM2.5フィルター付)などにより、利便性と快適性を追求した。

新型レンジローバースポーツのインテリア

 プラットフォームについてはさまざまなパワートレーンに対応する、ランドローバー最新のアーキテクチャー「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を採用するとともに、高性能なシャシー技術の数々を取り入れた。具体的には48V駆動の電子制御アクティブロールコントロールシステムであるダイナミックレスポンスプロをはじめ、サスペンションの帯域幅を広げてダイナミックなハンドリングを可能にするスイッチャブルボリュームエアスプリングを初採用した最新世代のダイナミックエアサスペンション、アクティブツインバルブダンパーを連続的に制御して最適化するアダプティブダイナミクス2、オールホイールステアリング、トルクベクタリングバイブレーキング付き電子制御アクティブディファレンシャル、アダプティブオフロードクルーズコントロール(初採用)などにより、正確性、俊敏性、コーナリング性能、安定性、オフロード走破性をさらに極めたという。

ランドローバー最新のアーキテクチャー「MLA-Flex」を採用

 パワートレーンについては、本国では直列6気筒3.0リッターガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたPHEV(プラグインハイブリッド)、V型8気筒4.4リッターツインスクロールターボチャージド・ガソリンエンジン、マイルドハイブリッドテクノロジー(MHEV)を採用した直列6気筒3.0リッターINGENIMUMディーゼルエンジンおよびガソリンエンジンが発表されており、今回日本に導入されるのはMHEV仕様のディーゼルモデル。こちらは最高出力221kW(300PS)、最大トルク650Nmというスペックになっている。

サントリーニブラック(LAUNCH EDITION)

 なお、新型レンジローバースポーツの発売を記念した特別仕様車「レンジローバースポーツ LAUNCH EDITION(ローンチエディション)」(限定160台)を、2022年5月25日~6月30日の期間限定で受注する。フィレンツェレッド、ジオラグリーン、ヴァレジネブルー、サントリーニブラックの4色のボディカラーに、23インチ“スタイル5135”9アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)を組み合わせており、予定台数を上まわる申し込みがあった場合は抽選となる。各色40台を用意し、価格はいずれも1708万6000円。

レンジローバースポーツ ローンチエディションの主な特徴および特別装備

・マイルドハイブリッドテクノロジーを採用した先進の3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリンエンジン(最高出力294kW/400PS・最大トルク550Nm)を搭載
・23インチ“スタイル5135”9アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)
・アダプティブオフロードクルーズコントロール
・ブラックエクステリアパック
・フロントセンターコンソール急速クーラーボックス
・空気清浄システムプロ
・Wi-Fi接続(データプラン付)
・オンラインパック(データプラン付)