DS、1.5リッタークリーンディーゼル「DS 3 クロスバック BlueHDi」

　DSオートモビル（Stellantisジャパン）は5月25日、コンパクトSUV「DS 3 CROSSBACK（クロスバック）」に、直列4気筒 1.5リッターのクリーンディーゼルエンジンを搭載した「DS 3 クロスバック BlueHDi」を追加して発売した。価格は489万7000円。

　DS 3 クロスバックでは、これまで直列3気筒 1.2リッターガソリン「PureTech」、EV（電気自動車）「E-TENSE」を導入していたが、今回新たに、直列4気筒 1.5リッターのクリーンディーゼル「BlueHDi」を追加導入。これによりユーザーの用途や走行距離などに応じて、3つのパワートレーンを選択可能にした。

　新しくラインアップに加わった直列4気筒 1.5リッタークリーンディーゼルエンジンは、最高出力130PS、最大トルク300Nmを発生。組み合わされるトランスミッションは8速ATで、燃費は21.0km/L（WLTCモード）と、プレミアムB-SUVセグメントでトップレベルの性能を誇りエコカー減税の対象となる。

　ボディサイズは4120×1790×1550mm（全⻑×全幅×全高）と、都市の立体駐車場にも収まるコンパクトさでありながら、ゆとりある内部空間を実現。リアシートは利便性を考慮した分割可倒式を採用。シートをすべて折りたためば、ラゲッジスペース容量は通常の350Lから1050Lにまで拡⼤する。

　グレード構成は最上級仕様「OPERA」を設定。装備はガソリンモデルの「OPERA」と同様のフル装備となり、エクステリアにはクロームアクセント入りフロントグリル、インテリアでは上質なナッパレザーのシートやダッシュ＆ドアトリムを標準装備とした。