DS オートモビル、新型「DS 4」日本導入 "世界で最も美しいクルマ"に選出された新世代アヴァンギャルドデザイン採用

DS オートモビルの新型「DS 4」

　DS オートモビル（Stellantisジャパン）は4月28日、新型Cセグメントハッチバックモデル「DS 4」を発売した。価格は398万円～572万円。

　DS 4は、「DS 7 CROSSBACK」「DS 3 CROSSBACK」「DS 9」に続く、DS オートモビル4番目のモデル。2022年1月にフランス・パリで開催された「第37回国際自動車フェスティバル」において「Most Beautiful Car of the Year 」を受賞し"世界で最も美しいクルマ"に選出された新世代アヴァンギャルドデザインの採用などを特徴としている。

　DS 4のボディサイズは、4415×1830×1495mm（全長×全幅×全高）で、ホイールベースは2680mm。全長を4415mmと競合車種よりも長くとることで、より一層流麗で彫刻的なプロポーションを強調。新たに採用する先進のテクノロジーや常に革新しつづけるパリのものづくりの技と美学“SAVOIR- FAIRE（サヴォア・フェール）を細部に息づかせ、他に類をみないDSならではのフレンチラグジュアリーを体現させたとしている。

パワートレーンは3種類、1.2リッターガソリン、1.5リッタークリーンディーゼル、1.6リッターPHEVを用意

　パワートレーンは3種類用意され、最高出力130PS/最大トルク230Nmを発生する1.2リッターガソリンの「PureTech」、最高出力130PS/最大トルク300Nmを発生する1.5リッタークリーンディーゼルの「BlueHDi」、そして、最高出力225PS/最大トルク360Nmを発生する1.6リッターガソリンをベースに、EV走行レンジで56km（WLTCモード）を実現するPHEV「E-TENSE」を設定。組み合わされるギヤボックスはすべて8速ATとなる。

　グレード構成は「TROCADERO」「RIVOLI」の2グレード展開。ベースモデルの「TROCADERO」は受注生産で、パワートレーンはPureTechのみ。主力モデルの「RIVOLI」は、DSとして初採用の各種インフォテイメントシステムやDS アクティブスキャンサスペンションなどを装備。さまざまな選択肢を用意することで多様化する顧客のニーズに対応した。

DS オートモビルの新型「DS 4」

　ボディカラーは、メタリックの「クリスタルパール」「グリラケ（LA PREMIERE限定色）」「ルージュベルベット」「オルキュイブル」「ノアールぺルラネラ」、パールの「ブランナクレ」の全6色を用意する。

新型「DS 4」のボディカラー

限定50台の特別仕様車「DS 4 LA PREMIERE」

　なお、DS オートモビルでは、DS 4の国内導入を記念して、フランス語で"The First"を意味する特別仕様車DS 4 LA PREMIERE（ラ プルミエール）を発表した。計50台の限定モデルで、価格は514万円～642万円。

　DS 4 LA PREMIERE 特別装備として「クリオロブラウン・ナッパレザーシート」「スライディングガラスルーフ」「 DS ナイト ビジョン」「シャイニーブラック加飾（DSウイング、サイドウインドウモール、リアガーニッシュ）」「ボディ同色リトラクタブルドアハンドル」「20インチタイヤ&ホイール（E-TENSEのみ）」「LA PREMIERE 専用バッジ」を採用。

　パワートレーンは、PureTech、BlueHDi、E-TENSEの3種類から選択可能で、ボディカラーは「グリラケ」「クリスタルパール」のメタリック2色を設定した。