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ホンダ、新型モデル「ホーネット」のデザインスケッチ公開

2022年6月6日(現地時間) 発表

ホンダが公開した新型モデル「ホーネット」のデザインコンセプト

 本田技研工業の英国現地法人ホンダ・モーター・ヨーロッパ・リミテッドは6月6日(現地時間)、開発を進めている新型モデル「ホーネット」のデザインコンセプトスケッチを公開した。ホンダは、2021年の「EICMA 2021」で「ホーネット(Hornet)」のモデル名を復活させることを発表しており、そのデザインコンセプトの詳細をスケッチで示した。

 公開されたコンセプトスケッチは、日本のR&Dと協力しながら、イタリア・ローマにあるホンダのR&Dセンター主導で作成されたもの。ローマのR&Dセンターは、CRF1100L アフリカツイン、CB650R、X-ADVなど、ヨーロッパモデルの多くのエクステリアを担当してきたが、新しいホーネットコンセプトは、最近では新しいADV350のデザインを担当した28歳のデザイナー、ジョバンニ・ドヴィス氏によるもの。

デザインスケッチ

 新たに登場するホーネットについて、ドヴィス氏は「ホンダのデザイン哲学は、純粋で機能的なものをシンプルに創り出すこと、つまり美しくシンプルでありながら、感情に訴えかけるモデルを創り出すことです。このスケッチでは、Hornetのデザインコンセプトが、スリムなプロポーション、とがったテール部、シャープなラインによって、俊敏性、ダイナミズム、軽量性を約束するものであることが示されています。コンパクトなプロポーションと、フロントからバックにかけての緊張感とアグレッシブさが、Hornetの真のスポーツカーとしての目的を示しています」とコメントしている。

イタリア・ホンダR&Dヨーロッパ デザイナー ジョバンニ・ドヴィス氏
燃料タンクのデザイン