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BMW、新型「2シリーズ アクティブ ツアラー」日本発表 ヴィードマン社長「皆さまにJOYをお届けするモデル」

2022年6月14日 発表

新型「2シリーズ アクティブ ツアラー」発表会に登壇したビー・エム・ダブリュー株式会社 代表取締役社長のクリスチャン・ヴィードマン氏

 ビー・エム・ダブリューは6月14日、同日より販売を開始した新型「2シリーズ アクティブ ツアラー」発表会を開催。発表会に登壇した同社代表取締役社長のクリスチャン・ヴィードマン氏は、新型モデルについて日本市場にマッチしたモデルであることを強調して、「皆さまにJOYをお届けするモデル」と話した。

 新型2シリーズ アクティブ ツアラーの日本導入モデルは、直列3気筒 1.5リッターガソリンエンジン搭載の「218i Active Tourer」と、直列4気筒 2.0リッターディーゼルエンジン搭載の「218d Active Tourer」と2種類のエンジンが用意され、それぞれに「Exclusive」「M Sport」モデルが設定されている。

直列3気筒 1.5リッターガソリンエンジン搭載の「218i Active Tourer」と直列4気筒 2.0リッターディーゼルエンジン搭載の「218d Active Tourer」

 直列3気筒 1.5リッターガソリンエンジンは最高出力115kW(156PS)/5000rpm、最大トルク230Nm/1500-4600rpmを発生し、直列4気筒 2.0リッターディーゼルエンジンは最高出力110kW(150PS)/4000rpm、最大トルク360Nm/1500-2500rpmを発生し、それぞれトランスミッションは7速DCTが組み合わされている。価格については、ガソリンモデルが418万円〜447万円、ディーゼルモデルが447万円〜476万円。

直列3気筒 1.5リッターガソリンエンジン搭載の「218i Active Tourer」
直列4気筒 2.0リッターディーゼルエンジン搭載の「218d Active Tourer」
「M Sport」モデル

プレミアム・コンパクト スポーツ・アクティビティ・ツアラーの第二世代モデル

 新型2シリーズ アクティブ ツアラーは、BMWならではのダイナミックなスタイリングと運動性能に、広々とした室内空間と高い機能性や快適性を融合したプレミアム・コンパクトSAT (スポーツ・アクティビティ・ツアラー)と位置付けられるモデル。

 発表会に登壇したヴィードマン氏からは、2014年に初登場した初代モデルについての説明があり、BMWブランドとして初となるFFベースのパワートレーンを採用しながら、BMWならではの「駆けぬける歓び」を実現したことや、ファミリー・ユースを見込むマルチ・パーパス・ビークルとして、ロング・ドライブでの快適性や最新のクリーンディーゼルを搭載したことによる経済性を持ったモデルであったことを説明、そして、2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤーの「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことが紹介された。

 ヴィードマン氏は、新たに登場する第2世代となる新型モデルでは、エクステリアおよびインテリアデザインが、よりモダンなデザインとなり、最新のドライビングアシストやコネクティビティも併せ持たせたモデルであることを強調し、「日本市場にマッチしたプレミアムセグメントのリーディングモデルとして、皆さまにジョイをお届けいたします。皆さまにこの車両をお届けするのを待ち望んでいました」との喜びをコメントした。

 その後、同発表会では先代モデルでは子育てを終えた世代から支持を得たモデルであったことなどから、子育てを卒業した夫婦と子育て中のヤングファミリーが登場して利用シーンを説明するプレゼンテーションが展開された。大人2人の利用シーンではラゲッジスペースを趣味などに有効活用するようすを紹介するとともに、大人4人と子供1人が乗車してピッタリと収まる居住空間をアピールした。

新型2シリーズ アクティブ ツアラーの利用シーンを説明するプレゼンテーション

 実際にリアシートは大人3名が座れる空間を確保するとともに、40:20:40分割可倒シートの採用により、ラゲッジスペースを有効活用することが可能。リアシートに3名が乗車した状態においても、リアシートを最大で130mm前に出すことによりラゲッジスペースを拡大することが可能で、さらに前に出さなくとも、背もたれを直角にすることによりラゲッジ・スペース容量を90Lも拡大することが可能という。

新型2シリーズ アクティブ ツアラーのインテリア

 そのほか、インテリアについては、BMWコンパクトクラス初となるBMWカーブド・ディスプレイを採用したことや、BMWデジタル・キー・プラスを標準装備し、センターコンソールにはQi対応機器を置くことで、スマートフォンなどの充電も可能となったことなど、利便性を高めたことが説明された。

インテリアはBMWコンパクトクラス初となるBMWカーブド・ディスプレイが採用された
センター・コンソールにはQi対応機器を設置