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BMW、40周年記念オンラインイベント「BMW ARENA」レポート 歴代モデルや新型「iX」など一挙に登場
2021年10月25日 12:52
- 2021年10月22日19時~21時 開催
ビー・エム・ダブリューは10月22日、BMWジャパン40周年記念イベント「BMW ARENA~たいせつなものと、次の時代も~」のメインコンテンツをオンラインにて開催した。
BMW ARENAは、1981年9月にBMWの日本法人である「ビー・エム・ダブリュー株式会社」が設立されて40年が経過したことを記念するオンラインイベント。10月1日にオープンした記念サイトでは、「MY GARAGE」「RACING AREA」「COLLECTION AREA」「COMMUNITY AREA」「STAGE AREA」という5つのコンテンツを用意。バーチャル空間でBMWが歩んできた過去から現在、この先に目指す未来について体験できるようになっている。なお、BMW ARENAは11月30日まで期間限定で公開されている。
モータースポーツ実況でも知られるサッシャさん、フリーアナウンサーの岡副麻希さんがMCを務めたメインコンテンツでは、冒頭でビー・エム・ダブリュー 代表取締役社長 クリスチャン・ヴィードマン氏によるあいさつが行なわれ、独BMW AG 取締役会長 オリバー・ツィプセ氏のビデオメッセージが紹介された。
ヴィードマン氏は日ごろから熱い声援を送ってくれているBMWファンに対する心からの感謝として「どうもありがとうございました」と日本語で述べたあと、同社の歴史について解説。40年の歴史でエポックメイキングなモデルになった「3シリーズ」は、日本のユーザーから最も愛される存在になっているとなっており、デザインやテクノロジを革新してきた「7シリーズ」、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)という新しいジャンルを開拓した「Xシリーズ」も同様にエポックメイキングな車両だと紹介した。
また、「エマージェンシーサービス」「アプルーブドカーシステム」「メンテナンスプログラム」「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」など、ユーザーの役に立つ数多くの日本初を日本市場に導入してきたと紹介し、2002年から販売を開始したMINIブランドはJAIA(日本自動車輸入組合)が発表する輸入車部門でたびたび1位を獲得していること、2輪のモトラッドはコロナ禍でありながら今年の販売台数が史上最高となっていることなどをアピール。「日本のお客さまに愛されていることをとてもうれしく思っております」とコメントした。
このほか、2013年にBEV(電気自動車)「i3」を導入した同社は社会的責任にも真摯に向き合い、今年度もBEVの「iX3」「iX」「i4」を日本市場に導入して電動化戦略をさらに加速。長期的な持続可能な未来に向けたコミットメントを強調していくことなどを語った。
ツィプセ氏はビデオメッセージの中で、自身が若かったころにインターンとして勤務した経験もある同社が40周年という記念すべきマイルストーンを迎えたことに心からの祝福を贈ったほか、BMWグループにとって技術的進歩とプレミアムな革新的製品を評価する重要な市場に位置付けた日本に現地法人を設立したことは、グループが長期的な視点から物事を考えていることを示すものだと述べた。
また、BMWグループはグローバルで「よき企業市民」になるよう努めており、「リシンク」「リデュース」「リユース」「リサイクル」という価値の精度とバランスを重視して持続可能な未来を切り拓いていき、2050年までにバリューチェーン全体で完全なクライメート・ニュートラルを実現するという目標に取り組んでいると紹介し、重要な要因としてエレクトロモビリティの増加があると位置付けた。
この実現に向けて今年度もi4やiXといったBEVの新型車投入を行なっており、2025年以降のニューモデル投入は、徹底的な電動化やデジタル化、循環型経済化といった目標達成に向けた大きな一歩になるとアピール。さらに「今後10年以内に1000万台のBEVを販売する」「2020年に世界中の組み立てラインから送り出されるクルマの半数をBEVにする」という目標も示した。
YOSHIKIさんが「Miracle」スペシャルバージョンを演奏
ヴィードマン氏とツィプセ氏の冒頭あいさつに続き、事前告知で明らかにされて大きな話題となったX JAPANのYOSHIKIさんによるスペシャルステージを公開。
YOSHIKIさんは演奏に先立って「乗る人を大切にするというBMWさんのブランド精神は、人を幸せにするという意味でとても共感する部分があります。これからも人に笑顔を届け続けるブランドであってほしいと思います」とコメント。
また、自身の楽曲「Miracle」を演奏することにした理由について「BMWジャパン40周年を記念して造られたバーチャルワールド『BMW ARENA』でのイベントということで、こういった時代でも、バーチャルの空間を通じて皆さんが1つになれる、集まれるということは、ある種奇跡なのかなと思っています。今日はそんな思いを込めてこの曲を演奏したいと思います」と解説し、演奏をスタートさせた。
BMWの歴代名車を年表スタイルで紹介する「BMW 40years 年表ピット」
続いては、ツインリンクもてぎのピットスペースを舞台に、BMWの名車を同社が設立される以前の1970年代から10年ごとの区切りで集めて紹介していく「BMW 40years 年表ピット」を実施。MCの岡副さんとゲストでBMWの「i8」を愛車としている平成ノブシコブシ 吉村崇さん、モータージャーナリストの菰田潔氏、ビー・エム・ダブリュー 製品広報 ゼネラル・マネージャーの前田雅彦氏などが登場するビデオが公開された。
1980年以前
吉村さんと岡副さんが生まれるよりも前の1980年以前のピットでは、現代のクルマと比べて存在感の強いエクステリアデザインに興味を引かれ、中でもとくに異彩を放つ「イセッタ」に注目。ようやくフロントに設定されたドアを見つけて岡副さんが乗り込んだりしつつ、2人とも内外装に「かわいい!」を連発。
しかし、吉村さんはイセッタの隣に並べられた「M1」を見て「子供のころはこういったスーパーカーに憧れてた世代だから、最高だよね」とコメント。運転席のシートに座り、視点の低さに驚きの声を上げた。また、ここから菰田氏が解説役として合流し、世の中に残っている台数の少ないM1は、市場に出れば1億円の値が付くと語って2人を驚かせた。
1980年代
吉村さんが生まれた1980年代のピットでは、まず一世を風靡した2代目「3シリーズ」について、菰田氏が「このモデルは非常に売れたので、2ドア、4ドア、右ハンドル、左ハンドル、MT、ATとどれでも選べたんです」という逸話を紹介。人気を博した理由は、レイアウトやシステムといった基本性能が高く、他社からもベンチマークとして認識されるほどだったからだと菰田氏は分析した。
1988年デビューの「M6」は吉村さんの思い出にも残っているクルマで、地元の「イケてる人」が乗っていて、クルマを目撃するとその人が来ていると分かる1台だったと語り、憧れだったクルマの運転席に座って「オレのクルマなんじゃないかと思うほどしっくりくる」と感想を口にした。
遠目から見た瞬間に岡副さんが「かっこいい!」と声を上げた「M1」では、電動昇降するドアに2人がびっくり。運転席に座って興奮した岡副さんがミニコントを始め、巻き込まれた吉村さんが困惑するひと幕もあった。
1990年代
岡副さんが生まれた1990年代のモデルでは、まずBMWのスペシャルティカーである「8シリーズ」について菰田氏が解説。優雅なサッシュレスドアを採用しても高速走行中の風切り音を低減できるよう、ドアを開けようとした瞬間にウィンドウガラスがわずかに下がる仕組みを取り上げ、このクルマが技術の粋を集めて贅沢に造られたクーペであることを紹介した。
また、キャビンが後方にある特徴的なスタイルの「Z3 Mクーペ」について、吉村さんと岡副さんから「かわいらしい」「女性から見て高そう」といった感想が出たが、菰田氏は「ものすごくよく走るクルマで、サーキットもバンバン走れる」と紹介した。
2000年代
2000年代のピットでは、映画「007」シリーズで“ボンドカー”として採用された「Z8」を紹介。オールアルミ製の軽量ボディをドアの開閉で体感したり、5.0リッターのV型8気筒エンジンを搭載するエンジンルームを見学。吉村さんは「ジェームズ・ボンドしか似合わないんじゃないの?」とコメント。
2010年代
2010年代のピットでは、吉村さんが「このクルマのために免許を取った」という愛車と同じ「i8 ロードスター」がお出迎え。菰田氏がフロントタイヤをモーターで駆動させ、リアタイヤに1.5リッターターボエンジンのパワーを伝えるという独自の駆動方式について解説。岡副さんの「なら、地球にも優しい?」という感想に対し、菰田氏は「iは地球に優しいクルマを造っているんですね」とコメント。
跳ね上げ式のドアを開けて運転席に座った岡副さんは「宇宙っぽいです」と語り、スタンバイモードにしてアクセルを踏み込んだときに車内で聞こえる美しいエンジンサウンドに「やる気出る!」と目を輝かせた。
また、i8 ロードスターの紹介中には、かつて某テレビ番組で吉村さんの愛車に起きた事件について語られるシーンも発生。コンビの相方である徳井健太さんがi8のフロントウィンドウにヒビを入れた状況を解説しつつ、その場にいた広報の前田氏に腰を90度曲げて平謝り。
しかし、前田氏は「人生最初のクルマにBMWを選んで感謝しかない」「今後もBMW愛を引き続きお持ちいただいて、BMWブランドに注目していただきたい」と逆にお願いすることになり、見事に雪解けとなった。
2020年代
最後はまだ始まったばかりの2020年代ピット。菰田氏は最新モデルで採用されている縦長のキドニーグリルを取り上げ、綿々と受け継いできたグリルデザインが時代に合わせて進化を遂げていると説明。外観について吉村さんが「目(ヘッドライト)が野心的になってきましたね」と感想を述べると、「クルマはどうも、怖い顔をしている方が売れるらしいんですね」と菰田氏はコメントした。
続いて紹介されたのは、今回の40周年を記念して300台数限定で発売された「318i 40th Anniversary Edition」。運転席に座った岡副さんはデジタルディスプレイの美しさに驚いたほか、シートの座面が長く、足を膝の裏近くまでサポートしてくれる形状を見て「足がむくみにくいと思います」と語り、おもてなしの精神に感激していた。
また、内装について菰田氏は、「BMWは昔から信念を持ってクルマ造りをしていて、ステアリングから左側は運転とは直接関係ない操作、ステアリングに近いところは運転に必要なものを並べ、ステアリングよりも上は情報を得るエリアとして、ステアリングより下は操作するエリアにして、4つの事象に分けてそれぞれの役目を果たすようにしているので分かりやすいんです」と解説した。
BMW Team Studieピット紹介
年表ピットと同じく吉村さんと岡副さんが参加した「BMW Team Studieピット紹介」では、BMW Team Studieのチーム代表である鈴木 BOB 康昭氏とレーシングドライバーの荒聖治選手の2人からチームで活躍しているBMWモデルについて解説された。
M2 CS Racing
鈴木氏が「BMWのオフィシャルなレーシングマシンで一番末っ子」と表現する「M2 CS Racing」。5月に富士スピードウェイで開催された24時間耐久レースでデビューを果たし、初レースでクラス3位になった。また、BMWとして初めて一般のBMWディーラーで購入可能な車両となっている。
M4 GT4
FIA GT4カテゴリーのマシンである「M4 GT4」。車内をのぞき込んだ吉村さんが「教習所で教わった装備品が1つもない!」と驚きの声を上げ、同時にステアリングに配置されているスイッチの数にも圧倒されていたが、荒選手は「BMWのスイッチは失敗しないように配置されていてミスがない」と説明。限界付近で勝負しているときはシンプルに造られていることが重要だと解説。
岡副さんのリクエストで車両後方の姿を見に移動すると、リアビューは意外なほど市販車に近いことを吉村さんが指摘。「車内はかなり違いますが、外観は限りなく市販車に近いのが特徴ですね」と鈴木氏は説明した。
M6 GT3
「BMWのオフィシャルなレーシングマシンで長男になる」という「M6 GT3」。ボンネットに設定された大きな排熱用のダクトは、エンジンのマウント位置を限りなく低く設定しているからこそできる装備。軽量化を追求するためほとんどをカーボンで構成したドアは、試しに開閉した吉村さんが「家の冷蔵庫のドアより軽い!」と衝撃を受けるほど軽い手応え。ちなみに、ドア1枚で140万円ほどの金額になるとのこと。
また、荒選手がマシンに乗り込んでのエンジン始動テストでは、ピット内に響き渡る爆音に吉村さんと岡副さんが衝撃を受けつつも、終了後は拍手喝采。しかし、鈴木氏によればレーシングマシンでも騒音規制が年々厳しくなっており、これでも以前と比べればおとなしくなっているという。
BMW Team Studieスペシャルトーク&SUPER GT第6戦直前中継
モータースポーツ関連では、2日後の10月24日に決勝レースが行なわれるSUPER GT 第6戦に向けて大分入りしている荒選手と中継を結び、ゲストとしてステージに上がった鈴木氏とMC2人の4人でトークショーを実施。
レースに向けた意気込みを質問された荒選手は、「最近はこのM6 GT3がすごく速くて、予選では気持ちよく走らせてもらっています。このオートポリスはアップダウンがあって楽しい好きなサーキットなので、ここでM6 GT3のバランスのよさを生かしていい予選にしたいと思います」とコメントした。
また、来年度に向けた活動として、鈴木氏はM6 GT3に変えて「M4 GT3」でのSUPER GT参戦を明言。ニューモデルのM4 GT3はバンパーなどのエアロパーツが大きくなっており、車体サイズではM6 GT3より全長が長くなると説明。現在のM6 GT3とは異なるパフォーマンスになるだろうと語った。
ニューモデルのM4 GT3について荒選手は「BMWが新しいテクノロジで造ってくるクルマなので、どんな乗り味になっているのか。ただ、バランスは間違いなくいいと思います」とコメント。また、これまでBMWのレースマシンで直列6気筒エンジン搭載車に乗った経験がなく、BMWの代名詞である直列6気筒エンジンを搭載したM4 GT3をドライブすることが今から楽しみだと語っている。
ときど選手が荒選手のゴーストカーと勝負!
イベント内ではBMW ARENAで用意されている各エリアの紹介も行なわれた。バーチャルレースが楽しめるRACING AREAは、3Dモデルで精巧に再現されたM4 GT3を使ってタイムアタックを行なうコンテンツとなり、キーボードのカーソルキーだけで簡単に操作できる。
コース設計はイベントのゲストとしても登場している鈴木氏が手がけており、コース全長5000m、最大直線1000m、幅員16m、コーナー数15、高低差70mという設定。「イセッタ・コーナー」「BMW WELT・コーナー」など、BMWにゆかりのある名称がコース各所に用いられている。また、走行時にはライバル・カーとして、荒選手の走行を再現したゴーストカーが出現。一流ドライバーの走行ラインをタイムアタックのお手本にできるようになっている。
ゲーム内容の紹介や鈴木氏によるコース解説が行なわれたあと、実際のタイムアタックシーンを視聴者に見てもらうため、ゲストとしてeスポーツ選手のときど選手が登場。日ごろは格闘ゲームを中心に活動しているときど選手だが、RACING AREAについても公開直後からやり込んできたと自信を見せ、タイムアタック本番に臨んだ。
タイムアタックでは最初のイセッタ・コーナーの途中で荒選手のゴーストカーを抜き去って優位に立ったが、中盤のBMW WELT・コーナー手前で減速しすぎて立ち上がりの加速でゴーストカーが逆転。ときど選手も諦めずに食い下がるが追いつくことはできず、荒選手のタイムから3秒ほど遅れた1分20秒41でフィニッシュとなった。
今秋発売予定の新型iXがステージに登場!
BMWの電動車ブランド「BMW i」の紹介コーナーでは、今秋発売予定の新型BEVであるiXが、ゲストである観月ありささんの運転でステージ上に登場した。
同社と同じく、今年で芸能活動40周年を迎えるという観月さんは、これまでの活動でBMW車を含めてさまざまなクルマに乗る機会があり、特に乗り心地の面が進化していると感じているという。iXもすでに試乗済みで、「電気自動車って“未来のもの”だと思っていたんですが、実際に触れて、乗ってみるとまったく違和感がなくて、当たり前のように選択肢になるなと感じました」と感想を語った。
事前収録されたiXの紹介ビデオは、ゲストの観月さんに対し、ビー・エム・ダブリューでエレクトロモビリティ責任者を務めるBrett Rumble氏が解説を行なうスタイルで進められた。
観月さんの「シャープな感じでかっこいいですね」という外観を見た感想を受け、Rumble氏はフロントグリルで空気抵抗を低減するためにさまざまな工夫を凝らしており、デザイン面がBMWの新しいブランド戦略となっていることに加え、カメラやセンサー類などを備えた機能性の高さもポイントになっていると解説した。また、ヘッドライトはBMWの量産車で最もスリムな設計となっており、撮影車両では視認性を高めるオプション装備「BMW レーザー・ライト」を装着している。
フロントマスクでの工夫に加え、ボディサイドでもCd値を抑制するためドアハンドルの形状などで突起物を極力廃している。走行面では1回の満充電で400km以上の走行が可能で、10分間の急速充電でも150kmを走れるようになっている。
インテリアでは、運転席に座った観月さんが「とてもラグジュアリーな感じで、シートも座り心地がいいですね。クリスタルをところどころに使っているのも女性としてうれしいです」と感想を語り、Rumble氏は六角形のステアリングはBMW初の装備で、これによってよりドライブフィーリングを感じてもらえるようになると説明。また、サスティナビリティに注目して、シートなどのレザー製品をオリーブから抽出したオイルでなめしていることを紹介した。
車両解説に加え、観月さんと岡副さんがツインリンクもてぎの構内路を走行したドライブ動画も公開。助手席に座った観月さんがハンディカメラで撮影した映像も使用され、女性2人がiXに触れた感想などが紹介された。
最後は吉村さんも再登場して4人でエンディングトークを実施。吉村さんはステージ上に置かれたiXにも興味津々で、車内をのぞき込んだり試乗した2人に感想を聞いたりしていたが、サッシャさんから将来のBMWがどうなっていくと予想するか問いかけられ、年表ピットで歴代モデルに触れて「クルマは先を見据えて発売の何年も前から時代の流れを先読みして開発されている」と学んで、自分が乗っているi8もそんな計算から生まれていることに驚かされた。今も開発されているであろう新型車が出てくる日が楽しみで、ぜひ長生きしたいですねと答えた。
また、観月さんは同じ質問に対して「環境などの問題を考えると、この先にいつかクルマに乗れなくなる時代が来るのかと思っていましたけど、このiXに乗ってこれからも乗り続けることができるんだと思いましたね。私たちの生活にクルマは必要で、楽しんだり、生活の役に立ったり、なくてはならない存在なので、この先にiXみたいなクルマがあふれるといいなと思いました」と回答している。