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マツダの新型SUV「CX-60」にパイオニアのパワーアンプユニット採用

2022年6月22日 発表

マツダの新型SUV「CX-60」がパイオニアのパワーアンプユニットを採用した

 パイオニアは6月22日、マツダが9月に発売する新型SUV「CX-60」のオーディオシステム「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」に、自社のパワーアンプユニットが採用されたと発表した。

 また、純正オーディオシステムとして初めて、デジタル音源に含まれる量子化ノイズを除去する「MSR NR(Master Sound Revive Noise Reduction)」が搭載された。

マツダ・ハーモニック・アコースティックスのスピーカーレイアウト

 マツダ・ハーモニック・アコースティックスは、高音質DSP回路を搭載したパワーアンプと、8個のスピーカーで構成されたサウンドシステムで、3ウェイのフロントスピーカーを搭載し、各スピーカーの取付位置を最適化することで、原音に忠実でクリアな高音質を再現可能とした。CX-60は従来車よりも、広帯域での高音質再生が可能になったという。

 今回採用されたパワーアンプユニットは、マツダの音響エキスパートと6年かけて開発したもので、ハイエンドオーディオの技術思想を盛り込み、高精度発振器やフルカスタム音響部品を使用した電源回路を採用して低ノイズ化を図るとともに、音質のポテンシャルを最大限に引き出す細かな音質チューニングが行なわれている。

 また、初搭載されたMSR NRにより、CDなどデジタル音源に含まれる量子化ノイズを除去することで音源の高音質化を図り、アーティストの息づかい、雰囲気・空気感、音の厚みを再現し、原音に近い音質を実現。さらに、高効率のパワーアンプICを搭載したことで、高出力ながら消費電力を低減しつつ、高剛性・放熱性・耐ノイズ性をあわせ持つ高効率構造とし、小型軽量化と省電力化を両立している。

マツダの新型SUV「CX-60」