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トヨタ、7月に国内工場で新たな稼働停止 「ノア」「ヴォクシー」「ハリアー」「RAV4」生産ラインで10日稼働停止

2022年6月22日 発表

新型ヴォクシー

 トヨタ自動車は6月22日、7月に国内全14工場28ライン中、2工場4ラインで新たに10稼働日の稼働停止を実施すると発表した。7月については、すでに国内で稼働停止する工場を公表しているが、一部仕入先でのコロナウイルス感染者発生による出勤率低下の影響が続いており、一部工場/ラインで稼働停止期間を延長することを決定した。

 新たに稼働停止するのは、「クラウン」「ノア」「ヴォクシー」「MIRAI」「bZ4X」などを生産する元町工場 第1ライン、GRライン、少量ラインで7月1日、4日〜8日、11日〜15日の10稼働日。また、「ハリアー」「RAV4」を生産する高岡工場 第2ラインで7月1日、4日〜8日、11日〜15日、18日〜22日の10稼働日を稼働停止する。

 これにより、7月グローバル生産台数は80万台程度を見込み(国内約25万台、海外約55万台)、年初に仕入先に伝えた台数からグローバルで5万台程度の見直しを行なった。なお、7~9月のグローバル生産台数については平均で月85万台程度として、通期生産見込みの約970万台について変更はないとしている。

同社では「半導体不足およびコロナウイルス感染拡大による影響等により、先を見通すことが依然困難な状況のため、生産計画が下振れする可能性もありますが、部品供給を精査し、できるだけ急減産を抑えながら、1日でも早く1台でも多くお客様にお届けできるよう、引き続き、努力してまいります」とコメントしている。

新型ノア