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トヨタ、新役員体制で副社長の前田昌彦氏が取締役に就任

2022年6月15日 発表

 トヨタ自動車は6月15日、取締役9名をはじめとする6月15日付の役員体制を公表した。これまで取締役を務めた小林耕士氏が取締役を退任、新たに執行役員 副社長の前田昌彦氏が取締役に就任する。

 同社は、同日の定時株主総会において取締役の選任を行ない、同総会終了後の取締役会にて、代表取締役と役付取締役の選定を行なった。

 新たな役員体制では、代表取締役会長に内山田竹志氏、代表取締役副会長に早川茂氏、代表取締役社長に豊田章男氏となり、取締役にJames Kuffner氏、近健太氏、新任の前田昌彦氏、社外取締役の菅原郁郎氏、Sir Philip Craven氏、工藤禎子氏という取締役9名の体制とした。

 これまで、取締役を務めた小林耕士氏は取締役を退任するが、小林氏は執行役員を継続して「番頭・執行役員」の肩書となる。

 新たに取締役に就任する前田昌彦氏は、2020年4月に同社 Chief Technology Officerとクルマ開発センター センター長に就任、2021年1月にトヨタZEVファクトリー本部長となり、2022年4月に執行役員 副社長に就任、6月15日付の役員体制で取締役・執行役員 副社長となる。

 そのほか、7月1日付の役員・幹部職の人事も発表され、Executive Fellowの友山茂樹氏の担当が変更され、Executive Fellowと国内販売事業本部(本部長)を担当することになった。