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BMW、新型「7シリーズ」日本導入 バッテリEV「i7」や世界初31インチ8Kパノラマ仕様「BMWシアター・スクリーン」採用

2022年7月1日 発売

740d:1460万円

740i:1490万円

i7 xDrive60:1670万円

新型「7シリーズ」

 ビー・エム・ダブリューは7月1日、第7世代となるラグジュアリーセダン新型「7シリーズ」を発売した。クリーンディーゼルエンジン搭載の「740d」、ガソリンエンジン搭載の「740i」、バッテリEV(電気自動車)の「i7 xDrive60」をラインアップし、価格は740dが1460万円、740iが1490万円、i7 xDrive60が1670万円。納車は2022年第4四半期を予定している。

 新型7シリーズは1977年に世界初登場した7シリーズ約半世紀の歴史の中で初めて、電気のみで走行するバッテリEVの「i7」をラインアップした。ボディサイズは、ガソリン、ディーゼル、BEV、3モデル共通で5391×1950×1544mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースが3215mm(いずれもヨーロッパ仕様値)。

新型7シリーズ

 BEVモデルの「i7 xDrive60」は、最高出力190kW(258PS)を発生する1つの電気モーターを前輪に、最高出力230kW(313PS)を発生する1つの電気モーターを後輪に配置する4WDモデル。システムトータルで最高出力400kW(544PS)、最大トルク745Nmとなり、0-100km/h加速は4.7秒。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池の総エネルギー量は101.7kWhで、一充電での走行可能距離は約600kmを実現する。

 ガソリンエンジン搭載モデルの「740i」は、最高出力280kW(380PS)、最大トルク520Nmを発生する最新の直列6気筒 3.0リッターBMWツインパワーターボガソリンエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、システムトータル最高出力は280kW(380PS)、最大トルクは540Nmを発生。トランスミッションは8速ATを採用する。

 クリーンディーゼルエンジン搭載モデルの「740d」は、最高出力210kW(286PS)、最大トルク650Nmを発生する最新の直列6気筒 3.0リッターBMWツインパワーターボディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、システムトータルで最高出力220kW(300PS)、最大トルク670Nmを発生する。トランスミッションは8速AT、駆動方式は4WDシステム「xDrive(エックスドライブ)」を採用する。

 新型7シリーズでは、その時代における究極のラグジュアリーセダンとして最高峰の品質、最新技術を取り入れたとし、Amazon FireTVを搭載した世界初の31インチ8Kパノラマ仕様の「BMWシアター・スクリーン」の採用や、すべてのドアを自動で開閉することが可能な機能、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能や、安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」、完全自動駐車が可能となる「パーキング・サポート・プロフェショナル」を標準装備した。

Amazon FireTVを搭載した世界初の31インチ8Kパノラマ仕様の「BMWシアター・スクリーン」を採用