ニュース

ホンダ、新型SUV「ZR-V」9月に先行予約受付開始へ 8月13日より大阪の梅田駅で先行展示会も

2022年7月14日 発表

2022年秋に発売を予定している新型SUV「ZR-V」

 本田技研工業は7月14日、 2022年秋に発売を予定している新型SUV「ZR-V」について、9月に先行予約受付を開始予定など、ZR-Vに関する新情報を特設サイトで公開した。

 新型SUV「ZR-V」のパワートレーンは、ハイブリッドモデルとして「シビック e:HEV」で新開発した2.0リッター直噴エンジンと2モーター内蔵電気式CVTの「スポーツe:HEV」をSUVに初搭載。ガソリンモデルの1.5リッターターボエンジン+CVTも設定された。また、ハイブリッドモデル・ガソリンモデルともに、リアルタイムAWDを設定して、優れた雪上旋回や登坂の性能を持ち、安心感のある雪上走行を実現するという。

 今後、8月13日の大阪の梅田駅を皮切りに、大阪、東京、名古屋といった各地で実車を確認できる先行展示会を開催予定。ZR-Vの詳細については、順次案内していくとしている。

大阪、東京、名古屋で先行展示会開催

・8月13日~14日 梅田駅 阪急ビッグマン前広場
・8月20日~21日 東京駅 イベントスペース(八重洲中央口付近)
・8月27日~28日 名古屋 JR ゲートタワー

ZR-Vの主な特長

2022年秋に発売を予定している新型SUV「ZR-V」

コンセプト

 ZR-Vは、「異彩解放」というグランドコンセプトのもと、ユーザーの個性を解き放ち、お気に入りの一張羅のように気分を高めるクルマを目指して開発。「グラマラス&エレガント」をキーワードに美しく洗練されたデザインや、意のままに操ることを目指したダイナミクス性能など、ドライバーに自信と余裕をもたらすクルマとして、 SUVに新たな価値を提供するとしている。

デザイン

・エクステリアは、フロントからリアにかけて、ボリューム豊かで滑らかな面が特徴的な流麗なプロポーション とした。フロントは、周囲の形状と連続性を持たせたバーチカル(垂直)グリルと、横長でシャープなヘッドライトにより、上質でありながら凛々しく存在感のある表情を作り出した。リアは、ボディの下まわりにボリュームを持たせつつ、上に向かってなめらかに絞り込むことでワイドトレッドを強調した造形とした。

ZR-Vのインテリア

・インテリアは、左右に伸びやかに広がるインストルメントパネルを採用することで、広々とした空間を演出。また、細部にわたる部品の仕立ても、機能的で緻密な仕上げによって造形の美しさを際立たせ、1クラス上の上質な室内空間を目指した。加えて、ハイデッキセンターコンソールによって運転席と助手席を分けることでパーソナルな空間を創出した。

パッケージング

・低く安定したドライビングポジションと、見晴らしのよいアイポイントを両立させることで、運転のしやすさの確保と、ドライバーとクルマとの一体感を高めることを目指した。また、ワイドで水平基調な前方視界に加え、後方についても他の車両や歩行者などを認識しやすい視界とすることで、運転時における良好な視界を追求した。

・後席についても、前席同様ヒップポイントを低く設定することで、ルーフエンドのデザインの自由度を高めることが可能となり、流麗なルーフラインと空力性能向上をともに実現。また、使い勝手のよい多彩な収納スペースを用意し、ユーザーのさまざまなニーズに応えられるユーティリティーを確保した。