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KINTO、トヨタの中古車サブスク開始 「ルーミー」「ヤリス」「ライズ」など約10車種で東京からスタート

2022年7月27日 発表

 トヨタ車のサブスクリプションサービスを展開するKINTOは7月27日、中古車のサブスクリプションサービスを東京都から開始すると発表した。新サービスは、既存の新車のサブスクリプションサービスで利用されたクルマを活用するもので、今後、エリアの拡大を図っていくとしている。

 中古車サブスクリプションサービスの対象車種は、サービス開始時点で「ルーミー」「ヤリス」「ライズ」など約10車種を用意。今後、新車のサブスクリプションサービスで取り扱っている車種を、順次ラインアップに追加していく予定としている。

 契約期間は2年で、中途解約にかかる解約金の支払いは不要。支払いは、月額利用料と契約時に申込金(月額の約6か月分に相当)を納める必要があり、トヨタモビリティ東京が運営するKINTO取扱い店舗にて納車やメンテナンスなどを受ける利用者が対象となる。

 今回のサービスでは、新車のサブスクリプションサービスと同様、月額利用料の中に自動車保険や税金、メンテナンス代などの諸経費を含めたうえで、当該のクルマの年式や車型を踏まえて、新車よりリーズナブルに使える料金に設定。在庫車両の1例として「RAV4 G"Z package" GAS 2.0L 4WD(5人)」で、月額5万8740円などとなっている。

 同社では、2019年3月の新車サブスクリプションサービス開始から3年が経過し、利用者が使ったクルマが順次返却される中で、こうした資産を最大限有効に活用するために、中古車のサブスクリプションサービスを始めるに至ったとしている。