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ポルシェ、2020年代半ばに新世代のe-bike発売を予告

2022年8月1日(現地時間) 発表

ポルシェは2020年代半ばに新世代のe-bikeを発売する予定を明かした

新たに2つのe-bike合弁会社を設立

 ポルシェAGは8月1日(現地時間)、e-bike(電動自転車)分野での活動を強化するため、オランダのe-bikeメーカーPonooc Investment B.V.と設立した2つの合弁会社「Porsche eBike Performance GmbH」「P2 eBike GmbH - powered by Porsche」の営業を開始したと発表した。

 Porsche eBike Performanceは、ミュンヘン近郊のオットブルンを拠点とし、モーター、バッテリ、接続に必要なソフトウェアやアーキテクチャなど、二輪車用の電気駆動システムの開発を担当。P2 eBikeは、シュトゥットガルトに拠点を置き、Porsche eBike Performanceが開発した電気駆動システムを使用して、2020年代半ばから新世代のポルシェ e-bikeを発売する予定としている。

 Porsche eBike Performanceは、ドライブユニット製造会社Fazuaのコンパクトドライブシステムに加え、ポルシェブランドでよりパワフルなe-bikeドライブシステムを開発・生産する予定で、電気駆動システムはポルシェのe-bikeだけでなく、ほかのブランドの製品にも供給する予定とのこと。

 ポルシェAGの執行役員会副会長兼財務・IT担当執行役員であるLutz Meschke氏は、「ポルシェは、e-bikeの分野で大きな可能性を持っています。この分野で一貫して活動を拡大しているのはそのためです。Jan BeckerとMoritz Failenschmidは、前向きで顧客志向のベンチャー企業の立ち上げと開発に関して、実績あるエキスパートです。高いスキルと意欲を持つチームの一員として、彼らは2つの合弁会社でこれを証明してくれるでしょう。インテリジェントなデザイン、洗練された技術、卓越した性能を通じて人々に感動を与えるといった、ポルシェの特徴を持つ製品の開発を行なっていきます」と述べている。

すでに発売しているポルシェの「eBike Sport」