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ポルシェ、フォーミュラEマシン「99Xエレクトリック」の新カラーを公開 タグ・ホイヤーとの新作スマートウォッチのデザイン反映

2022年8月11日(現地時間) 発表

タグ・ホイヤーとの新作スマートウォッチのデザインを反映した新カラーのフォーミュラEマシン「99Xエレクトリック」

 ポルシェAGは8月11日(現地時間)、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の最終戦となるソウルE-Prix用にデザインされた「99Xエレクトリック」の新たなカラーリングを公開した。

 新しいカラーリングは、2014年からパートナーシップを結んでいるポルシェとタグ・ホイヤーによる初のスマートウォッチ「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバー E4 ポルシェ エディション」の発売を記念したもの。カラーはスマートウォッチと同じくBEV(バッテリ電気自動車)である「タイカン」のフローズンブルーバージョンからインスピレーションを得て、グラフィック要素にはピットボード、スピード、進歩を反映しているという。このカラーリングは最終戦ソウルE-Prixのみの特別なものとなる。

 チームマネジメント&ビジネスリレーションのディレクターのCarlo Wiggers氏は、「ポルシェとタグ・ホイヤーは、ソウルで2つのワールドプレミアを祝います。1つは共同プロジェクトとして開発された新しいコネクテッドウォッチ、もう1つは韓国で開催される初のフォーミュラEレースです。これらの素晴らしいイベントを記念して、シーズンファイナルでは2台のポルシェ99Xエレクトリックレーサーに新しいウォッチを象徴する特別なカラーリングデザインを施し、キャンペーンを行なうことにしました。フォーミュラEとFIAに心から感謝しています」とコメントしている。

 また、タグ・ホイヤーのチーフ・マーケティング・オフィサーであるGeorge Ciz氏は、「待望のタグ・ホイヤー コネクテッド ポルシェ エディションの発売を祝うために、親しいパートナーであるポルシェとともにソウルに来れたことをうれしく思います。そして、ソウルで開催される初のE-Prixの週末に、テクノロジー、デザイン、パフォーマンス、精度、コネクティビティに関する私たちの共通の価値観と野心が、サーキットの中でも外でも、このようにエキサイティングな形で実現されるのは、これ以上にない瞬間です」と述べている。

 なお、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の最終戦となるソウルE-Prixは、8月13日~14日(現地時間)に開催され、ポルシェからは36号車のアンドレ・ロッテラー選手と94号車のパスカル・ウェーレイン選手が出場する予定となっている。