ルノー、新型「カングー」「カングーバン」など「IAA Transportation 2022」出展

新型「カングー」

　ルノーは、3代目へとフルモデルチェンジした新型「カングー」をドイツ・ハノーバーで開催される商用車ショー「IAA Transportation 2022」（現地時間9月20日～25日）に出展した。ルノーブースでは、新型「カングー」のほか、商用車の「カングーバン」、バッテリEV（電気自動車）モデルの「カングー E-テック」 をベースにしたショーカー「Hippie Caviar Motel」も展示された。

「Hippie Caviar Motel」は、ルノーのレジャー用車両製品戦略を示すショーカーで、90kW（120HP）を発生するモーター、DC80kWで充電できる45kWhのバッテリを搭載。航続距離は285kmで、30分間の急速充電で170kmの航続距離を実現させる。航続距離の範囲に簡単に移動できるベースキャンプとして設計されたモデルで、スポーツ用品などを車内外に保管することができ収納スペースや快適なベッドにすることができるシートなどを採用、コルク棚やリサイクルタイヤのフロアなどのリサイクル素材の採用で、車両のライフサイクル全体で二酸化炭素排出量を削減するというルノーの戦略に沿ったモデルとした。

新型「カングー」のインテリア

新型カングーのショーカー「Hippie Caviar Motel」

新型「カングーバン」