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レクサス、バッテリEV「UX300e」一部改良で航続距離450kmに 新開発の電池パック搭載で2023年春ごろ日本発売
2022年10月12日 15:54
- 2023年春ごろ日本発売
レクサス（トヨタ自動車）は10月12日、バッテリEV「UX300e」の一部改良を発表した。一部改良では、新開発の電池パックを採用することにより、航続距離は450kmと従来型比で40％以上向上させ、電費性能は166.7Wh/kmを実現した。日本での発売は2023年春ごろを予定している。
UX300eは、個性的なデザインと取りまわしに優れたボディサイズに加えて、BEVならではの上質な走りと優れた静粛性を特長とするコンパクトクロスオーバーモデル。
今回の一部改良では、新たに開発した電池パックで電池容量が54.4kWhから72.8kWhに増強され、航続距離で450kmと、従来型比で40％以上向上するなど、BEVとしての基本性能の進化を実現した。加えて、UXシリーズとして上質ですっきりと奥深い走りの味の深化と、予防安全技術の機能拡充や最新のマルチメディアシステムを採用した先進装備の進化にも取り組んだ。
走りの味の深化では、「Toyota Technical Center Shimoyama」での走り込みや、ボディのスポット溶接打点20点追加によるボディ剛性の強化。加えて、BEV特有の電池パックの床下配置による低重心や、リアに標準で装着されたパフォーマンスダンパー、最適なEPSやアブソーバーなどのチューニングを施し、すっきりと奥深い走りを実現したという。
先進装備の進化では、予防安全技術「Lexus Safety System +」を機能拡充するとともに、大型化／高解像度化したタッチディスプレイを搭載した最新のマルチメディアシステムを採用。加えて、インストルメントパネルやコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化し、充電用USBコネクタ（Type-C）をコンソール前方に2個新たに設定するなど、使い勝手を向上した。
一部改良したUX300eについて、Lexus International 主査 江本光輝氏は「今回のUX300eの改良では、“Always On”の考え方の下で、お客さまのライフスタイルやニーズに寄り添って、航続距離を延長するなどBEVとしての基本性能の向上を図ると共に、UXシリーズ共通のすっきりと奥深い走りの深化と、先進装備の進化を実現しました。これからも、“Lexus Electrified”のドアオープナーとして、カーボンニュートラル社会の実現に向け、改善を進めて参ります」とコメントしている。
