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「東京都版」図柄入りナンバープレート、「東京タワー」「ソメイヨシノ」「江戸切子」などテーマにデザイン候補3案公開

2022年10月14日 発表

公開されたデザイン案

 東京都は10月14日、小池百合子東京都知事の記者会見において、東京都版の図柄入りナンバープレートの図柄候補3案を公開した。今後、東京都では都民アンケートを実施して「東京都版」図柄入りナンバープレートにふさわしいものとして1案が選ばれる。

 公開されたデザイン候補は「ソメイヨシノと東京タワー」「都の花『ソメイヨシノ』」「江戸切子・矢来(やらい)」の3案。

小池百合子東京都知事

「ソメイヨシノと東京タワー」は、都の花「ソメイヨシノ」と、東京のシンボル「東京タワー」を組み合わせたデザイン。桜に「江戸切子」の伝統的な吉祥文様「七宝(しっぽう)」を取り入れ、華やかさを演出。

「ソメイヨシノと東京タワー」は、都の花「ソメイヨシノ」と、東京のシンボル「東京タワー」を組み合わせたデザイン。桜に「江戸切子」の伝統的な吉祥文様「七宝(しっぽう)」を取り入れ、華やかさを演出

「都の花『ソメイヨシノ』」は、都の花「ソメイヨシノ」をグラフィカルに表現。花びらのレイアウトを工夫して華やかさを演出。子供から大人まで、幅広い世代が親しみをもてるデザイン。

「都の花『ソメイヨシノ』」は、都の花「ソメイヨシノ」をグラフィカルに表現。花びらのレイアウトを工夫して華やかさを演出。子供から大人まで、幅広い世代が親しみをもてるデザイン

「江戸切子・矢来(やらい)」は、東京の伝統工芸「江戸切子」の代表的な文様のひとつである「矢来(やらい)」を表現。矢来は「魔除け」の意味を持つことから、「交通安全」の願いを込めたデザイン。

「江戸切子・矢来(やらい)」は、東京の伝統工芸「江戸切子」の代表的な文様のひとつである「矢来(やらい)」を表現。矢来は「魔除け」の意味を持つことから、「交通安全」の願いを込めたデザイン

 東京都版図柄入りナンバープレートは、すでに交付されている全国版と都内自治体による地方版(地域名単位)に加え、新たに東京都全域を対象とする図柄を導入するもの。「東京都版」の図柄を入れられる地域名は「品川」「世田谷」「足立」「江東」「葛飾」「練馬」「杉並」「板橋」「多摩」「八王子」となる。東京都では2023年10月ごろの交付開始を目指して、取り組みを進めていくとしている。

小池都知事定例記者会見(令和4年10月14日)