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マセラティ、特別仕様車「Fトリブート・スペシャル・エディション」 F1に初めて参戦した女性ドライバー「マリア・テレーザ・デ・フィリッピス」選手を称えるモデル
2022年10月14日 16:57
- 2022年10月13日(現地時間) 発表
- ギブリ:1788万円(予価)
- レヴァンテ:1958万円(予価)
「ギブリ」と「レヴァンテ」のモデナをベースに設定
マセラティは10月13日(現地時間)、F1グランプリに初めて参戦した女性ドライバーのマリア・テレーザ・デ・フィリッピス選手を称える特別仕様車「Fトリブート・スペシャル・エディション」を発表した。価格は「ギブリ」が1788万円(予価)、「レヴァンテ」が1958万円(予価)で、日本導入は2023年の第一四半期頃を予定。
マリア・テレーザ・デ・フィリッピス選手は、1955年10月にマセラティ「A6GCS」に乗り、第39回タルガ・フローリオに出場。総合9位(2.0リッタークラスでは4位)の成績を達成。このレースは彼女のレース人生のターニングポイントとなり、この後も次々と挑戦を重ねて1958年に再びマセラティに乗り、女性として初めてF1参戦を実現した。
Fトリブート・スペシャル・エディションは、「ギブリ モデナ」および「レヴァンテ モデナ」がベースで、ボディカラーは2色ありオレンジの「アランチョ・デビル(Arancio Devil)」は各限定1台のみ。グレーの「グリージョ・ラミエーラ(Grigio Lamiera)」は限定各5台となる。
アランチョ・デビルは、マリア・テレーザ・デ・フィリッピス選手のニックネーム「the she-devil(ザ・シー・デビル)」を想起させる力強いエネルギーと大胆さを併せ持つ特別なオレンジ色で、新カラーとなるグリージョ・オパコ(Grigio Opaco)のホイールを装着。また、ホイールリムやフロントフェンダーの「F Tributo」バッヂ、Cピラーのトライデントロゴにはコバルトブルーの挿し色が使われている。室内はブラックのレザーシートに、コバルトブルーとオレンジのステッチが施される。
一方、グリージョ・ラミエーラのグレー色はサーキットから着想を得たカラーで、ホイールにはグロスブラックを採用し、これとコントラストをなすように「F Tributo」バッヂやトライデントロゴといったディテールにはオレンジの挿し色を採用。
室内は、ナチュラルなピエーノ・フィオーレ(Pieno Fiore)のレザーシートを装備していて、オレンジのステッチが施される