ルノー、日本専用の新型「カングー」初公開 小川社長「皆さんの声でできあがったカングーです」

日本導入予定の新型「カングー」とルノー・ジャポン株式会社 代表取締役社長の小川隼平氏

　ルノー・ジャポンは10月16日、日本導入予定の新型「カングー」を「カングー ジャンボリー2022」（山中湖交流プラザ きらら）の会場で日本初公開した。イベントには、同社代表取締役社長の小川隼平氏が登壇、日本で愛される「カングー」らしさにこだわり、樹脂製の黒いバンパーや観音開きの「ダブルバックドア」の採用など日本専用仕様に仕上げたことを強調した。

　3年ぶりの開催となる「カングー ジャンボリー」には多くのカングーが集まった。ステージイベントでは、サプライズゲストとして安田大サーカスの団長安田さんの運転で新型カングーが登場。ブラックバンパーと黄色のボディカラー、観音開きのバックドアなど、日本専用仕様となった新型カングーがお披露目された。

観音開きのバックドアなど日本専用仕様の新型カングー

　新型カングーについて、小川社長は「皆さんの声を理解して、それをしっかり本国に伝えて、皆さんの盛り上がりを本国も知ってるからこそ、このような日本ナイズされたカングーができる」と強調、特に、観音開きのバックドアについては本国では商用車仕様で用意されるものといい、今回、日本仕様専用として乗用車仕様と観音開きのバックドアの組み合わせが採用された。

ルノー・ジャポン株式会社 代表取締役社長の小川隼平氏

　小川社長は「乗用タイプと観音ドアの組み合わせはこれ日本だけで、もうまさに皆さんの声をいただいてできあがったカングーになります」と話し、日本仕様となった新型カングーの仕上がりに、自身も愛車としてカングーに乗る団長安田さんは「やったー、俺たちのカングーです」などと、感想を話した。

山中湖村長の高村正一郎氏が会場であいさつ

安田大サーカスの団長安田さんとともに新型カングーが登場

本国仕様のカングーも参考展示

多くのカングーが集まった

【お詫びと訂正】記事初出時のカングーの参加台数に誤りがありました、お詫びして訂正させていただきます。主催者公式発表の総参加車両台数：1903台（ルノー カングーの台数：1783台、カングー以外のルノー車とルノー車以外の台数：120台）、総参加者数：5025名（クルマ以外での入場者を含まず）。