ニュース

トヨタ、小型バス「コースター」改良予定モデルのうち同社開発エンジン搭載の一部仕様を2023年3月に販売再開

2022年10月21日 発表

 トヨタ自動車は10月21日、販売開始が遅れていた小型バス「コースター」の一部改良予定のモデルのうち、同社開発の「1GDエンジン」を搭載する一部仕様を2023年3月に発売する予定であると発表した。具体的な商品情報については、発売に向けて準備が整い次第、アナウンスするとしている。

 また、日野自動車による開発の「N04Cエンジン(尿素SCRシステム搭載)」を搭載する予定で開発・準備を進めていた、そのほかの仕様については、必要な燃費改良の目処が立たない状況であり、同エンジンの搭載を断念せざるをえないと判断。当該仕様については、ほかのエンジンを搭載するなど、代替案を引き続き鋭意検討していくとしている。

 トヨタは「コースターにつきましては、日野自動車のエンジン認証不正問題を受け、長期にわたり販売停止が続いており、お客さまをはじめとする関係者の皆さまに大変ご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを、改めてお詫び申し上げます」とコメントしている。