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マツダ、「CX-8」改良で前後デザイン刷新 特別仕様車「グランドジャーニー」と新グレード「スポーツアピアランス」追加
2022年11月2日 11:30
- 2022年11月2日 予約開始
- 299万4200円～505万8900円
フロントとリアまわりを最新のマツダデザインに刷新
マツダは11月2日、3列シートクロスオーバーSUV「CX-8」を商品改良し、予約を開始した。新たに追加する特別仕様車「グランドジャーニー」、新グレード「スポーツアピアランス」、既存の上位モデル「エクスクルーシブモード」と3つの世界観を設定し、価格は299万4200円～505万8900円。発売は12月下旬の予定。
今回の商品改良では最新の魂動デザインを取り入れたデザイン表現の進化、ユーザーの個性表現の幅を拡げる特別仕様車やグレードの追加、そして新世代商品で開発した技術の採用によるダイナミクス性能の進化や利便性と安全性の向上が実施された。
また、SUVらしい力強さと、都会的でエレガントな美しさを融合したデザインに仕上げるべく、フロント＆リアバンパー、フロントグリル、ヘッドライト、テールランプなどを、最新のマツダデザインへと刷新。また、新たにマツダ独自の塗装技術「匠塗（TAKUMINURI）」による外板色「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を追加した。
そのほか、ユーザーの「家族とさまざまな場所に行きたい」という気持ちに応える特別仕様車「Grand Journey（グランドジャーニー）」と、精悍でスポーティな世界観を求める新グレード「Sports Appearance（スポーツアピアランス）」を追加したほか、美しさやつくり込みにさらなる特別感を加えた「Exclusive Mode（エクスクルーシブモード）」と合わせて、テイストの異なる3つの世界観を表現した。
デザインの進化について
エクステリアには最新の魂動デザインを取り入れ、機能性と造形の美しさを両立。フロントグリルは、シャープでモダンなブロックメッシュパターンを採用し、バンパー立体と連続した造り込みにより、上級SUVにふさわしい力強さと上質さを表現。ヘッドライトとテールランプも、最新の意匠へと進化。リアバンパーとテールランプのコーナーをより外側へ設けることで、よりワイドでスタビリティ感のある印象を確立。最新のシグネチャー発光とランプ間のメッキシグネチャーをモダンでソリッドな印象へアップデートした。第三の匠塗カラーで「CX-60」から導入したボディカラー「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を設定した。
ダイナミクス性能の進化について
SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREの考え方を適用するとともに、CX-60から始まったラージ商品群に導入された技術を採用。マツダらしい人馬一体感を高める「MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT＝Mi-DRIVE」には、従来からある「NORMAL（燃費と走行性能のベストバランスを追求した日常走行に最適なモード）」と「SPORT（エンジンやAT制御をドライバーの操作に対する応答性を優先した特性へと切り替え、ワインディングや高速道路においてより俊敏な加速感が得られるモード）」に加え、新たにトラクション重視の特性で高い走破性が得られ、未舗装路から深雪道などの悪路走行を含むアウトドア走行に最適な「オフロードモード」モードを追加した（グランドジャーニーのみ）。
また、スプリングとダンパー特性の見直しを図り、段差やうねりのある路面などで、すべての乗員の揺れが抑えられ、疲れ・車酔いを低減。狙ったラインを思い通りに走れるコントロール性も向上させているほか、前席シートのシートクッションやバネを改良し、骨盤を立たせて着座姿勢を安定させるようにすることで、コーナリング中などでの乗員上体の安定性を向上させた。
さらに、SKYACTIV-G 2.5Tエンジン搭載車は、豊富な低速トルクを微細にコントロールできるよう、アクセルペダルの操作力を重く変更。さらに、素早いアクセル操作に対してドライバーが欲しい加速力を瞬時に発揮するようにAT変速タイミングとロックアップの制御を変更した。
安全性や快適性の進化について
アダプティブLEDヘッドライト（ALH）のグレアフリー（防眩）ハイビームLEDを、12分割から20分割として細かく制御することで、夜間の視認性を高め、ドライバーの危険認知を向上。また、運転者がアクセルペダルやブレーキペダルを踏まなくても､設定した速度で前方車との車間距離を一定に保つ追従走行を行なってくれるクルージング＆トラフィック・サポート（CTS）を採用。さらに、マツダコネクトのApple CarPlayにワイヤレス接続機能を追加したほか、USB Type-C端子も採用した。
特別仕様車「Grand Journey（グランドジャーニー）」
家族で自然の中へ出かけたい、そして行き帰りのドライブもみんなで快適に過ごしたいというユーザーのための特別仕様車「グランドジャーニー」を新設定。
シルバー塗装のフロント＆リアバンパーセンターガーニッシュやガンメタリック塗装のフロントグリル、グロスブラックのドアミラーやブラックメタリック塗装の切削加工19インチアルミホイール、ルーフレールなど、専用外装により、堅牢で頼もしくも家族を包み込む柔和な表情を表現。
インテリアは、グレージュの明るい色使いの合成皮革とファブリックによるシートやドアトリム、ハニカムグレージュとサテンクロームメッキのインパネ加飾を採用。また、グランドジャーニーのみMi-DRIVEに「オフロードモード」を設定し、悪路走破性を高めている。
新グレード「Sports Appearance（スポーツ アピアランス）」
スポーティさを追求するだけでなく、上質さも兼ね備えたグレード「スポーツ アピアランス」を追加設定。
フロントグリル、シグネチャーウィング、バンパー下部、クラッディング、ボディロアガーニッシュ、ドアミラーまで深い光沢によって精悍さを際立たせるブラックで引き締めることで、成熟した大人のスポーツマインドを刺激しつつ、上質さも表現。ホイールもブラックメタリック塗装19インチを装着するほか、大径マフラーカッターを採用。
内装は、レッドもしくはブラックのスムースレザーシート、上質さを醸し出すライトグレーのステッチ。ハニカムシルバー/サテンクロームメッキのインパネ加飾を施した。
熟成を重ねた「Exclusive Mode（エクスクルーシブモード）」
美しさやつくり込みに所有する満足感と特別感を求めるユーザーのために、さらなる進化を遂げた最上級グレード「エクスクルーシブモード」は、ボディから前後バンパーロワ、ホイールアーチ、クラッディング/ボディロアガーニッシュまでを同色で統一。ガンメタリックのフロントグリル、シルバーのフロント＆リアバンパーガーニッシュ、ルーフレール、大型マフラーカッターを採用。大径19インチホイールには高輝度ダーク塗装を施すことで金属の質感を向上させた。
インテリアは、ピュアホワイトもしくはブラックのナッパレザーシートを設定、キルティング模様のステッチなど、上品な金属感を表現したヘアラインシルバーのインパネ加飾を採用した。
