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三菱自動車、新型軽「デリカミニ」2023年度初夏投入へ 東京オートサロン2023に参考出品予定

2022年11月4日 発表

新型「デリカミニ」

 三菱自動車⼯業は11月4日、新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」のスペシャルサイトを開設し、エクステリアデザインを初披露した。同モデルは初代「デリカ」の発売から55周年となる2023年度初夏に投入する計画で、「東京オートサロン2023」に参考出品予定。

 新型デリカミニは、「DAILY ADVENTURE(毎日の冒険)」をデザインテーマとした、SUVらしい力強いスタイリングの軽スーパーハイトワゴン。フロントデザインは、力強さと安心感を表現する「ダイナミックシールド」に、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを組み合わせ、凛としながらも親しみやすい表情とした。

 また、フロントバンパーとテールゲートガーニッシュには立体的な「DELICA」ロゴを採用。ブラックのホイールアーチに加え、前後バンパー下部にプロテクト感のあるスキッドプレート形状を採用し、「デリカ」ならではのSUVらしい走破性を表現。アルミホイールは、タフさを表した形状とスタイリッシュさを持ち合わせたダークシルバー塗装とし、足下を引き締めた。

 ボディカラーについては、新型デリカミニのコンセプトに合わせて新開発した「アッシュグリーンメタリック」を新色として採用している。

アウトドアレジャーで愛されるデリカシリーズを軽自動車で提案

 デリカの歴史は、1968年に発売した「デリカ トラック」から始まり、翌1969年に「デリカ バン」を追加するとともに、乗用車の「デリカ コーチ」を設定。商用車としてスタートし乗用車もラインアップした「デリカ」は、「人と物を安心・安全に目的地まで運ぶクルマ」として三菱自動車の代表的な車種となった。1979年の2代目「デリカ スターワゴン」、1986年の3代目「デリカ スターワゴン」、1994年の4代目「デリカ スペースギア」は、本格的な4WDシステムを採用して悪路走破性を備えたワンボックス車という独自のポジションを築き、アウトドアレジャーを満喫するためのパートナーという「デリカ」のイメージを確固たるものとした。2007年に5代目となった「デリカD:5」は、三菱自動車ならではのユニークなオールラウンドミニバンとして、多くのユーザーに愛用されているという。

 デリカシリーズはSUVとしての走破性とMPVとしての居住性を融合させた、三菱自動車ならではのオールラウンドミニバンとして、アウトドアレジャーを楽しむユーザーに愛用されているという。アウトドアレジャーの人気が⾼まる昨今、そのデリカシリーズの世界観を軽スーパーハイトワゴンに詰め込み、新型デリカミニとして提案する。