フォルクスワーゲン、新型「ポロ GTI」 走りのパフォーマンスを高めた仕様で価格は411万3000円

フォルクスワーゲンが新型「ポロ GTI」を発売した

　フォルクスワーゲンジャパンは11月21日、コンパクトハッチバック「Polo（ポロ）」のパフォーマンスモデルとなる新型「ポロ GTI」を発売した。価格は411万3000円。

　新型ポロ GTIに採用されているエンジンは、最高出力207PS（先代モデルは200PS）、最大トルク320Nm（先代モデル同等）を1500～4500回転の広範囲で発生させ、0-100km/h加速は6.5秒（欧州測定値）を誇る直列4気筒2.0リッターTSIエンジン。

　また、シャシーも専用セッティングが施され、ノーマルモデルに対して15mm（欧州測定値）低いローダウンスポーツサスペンションを採用。そのほかにも高速コーナリング時にトラクション性能を最適化する電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」や、自分好みの設定に調整できるドライビングプロファイル機能を標準装備とした。

　さらに、オプションとして、スポーツモードとノーマルモードを切り替えられるアクティブダンパーを備えた「スポーツセレクトシャシー付スポーツパフォーマンスキット」と「18インチアルミホイール」がセットになった「Sport Selectパッケージ」も選択可能で、走りだけでなく見た目もよりレーシーな仕様を用意している。

　エクステリアは、ハニカム形状のフロントグリルに加え、左右のヘッドライトをつなぐ車幅灯とともに、ヘッドライト内部まで赤いアクセントラインを走らせることで、GTIらしさを際立たせたデザインを採用。

　インテリアはブラック、レッド、グレー、クロームを基調に、シートやシフトノブなど随所に赤いステッチによりアクセントを施し、GTIの伝統を表現。フロントシートは、伝統のチェック柄を配したファブリックのトップスポーツシートを採用しつつ、GTI専用のマルチファンクションステアリングホイールや、専用表示のデジタルメータークラスターとともに、GTIならではのスポーティなコックピットに仕上げている。

　また、LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」や同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist」など最新の先進安全装備を数多く標準装備。

　ボディカラーは、「ピュアホワイト」「ディープブラックパールエフェクト」のほか、新色の「キングズレッドメタリック（有償オプションカラー）」「スモーキーグレーメタリック」を加えた合計4色展開としている。