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JVCケンウッド、ポータブル電源「BN-RB15」 1534Whの大容量バッテリを搭載しAC出力1800Wを実現

2022年12月上旬 発売

オープンプライス

ポータブル電源のハイパフォーマンスモデル「BN-RB15」

スマホの充電は約81回、9WのLEDライトは約129時間使用可能

 JVC(JVCケンウッド)は、ポータブル電源のハイパフォーマンスモデル「BN-RB15」を12月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格は25万円前後。

 今回発売されるBN-RB15は、ハイパフォーマンスの新モデルとして、ケンウッド製ポータブル電源シリーズにおいて最大容量・最高出力を実現。サイズは355×265×253mm(幅×高さ×奥行き)で、質量は16kg。従来比1.5倍となる大容量1534Wh(42万6300mAh)のバッテリを搭載し、9WのLEDライトであれば約129時間の使用、スマートフォンの充電であれば約81回の充電ができる。

 高効率の高性能リチウムイオンバッテリの搭載により、従来モデルの「BN-RB10」(2020年7月発売)と比較して1.8倍となるAC出力1800W、瞬間最大3600Wを実現。非常時をはじめ、アウトドアや車中泊などの電源を確保できない状況下において、冷蔵庫やドライヤー、電子レンジなど、従来モデルでは使用できなかった、より高出力を要する電化製品への給電・充電を可能としている。

 また、DC入力端子を2個装備し、ポータブルソーラーパネル用アダプター(付属)を使って最大4枚のソーラーパネル(別売)を同時接続して充電可能。同梱している付属アダプターを専用オプション「BH-AD15」として同時に発売し、BH-AD15と付属アダプターを同時接続することにより、充電時間を約6.5時間から約3.5時間に短縮することができる。

 そのほか、AC100Vに加え、USB端子とDC12Vシガーソケット端子を装備。使い勝手のよい滑り止め付き折りたたみハンドルを採用したほか、サンドベージュカラーでアウトドアや非常時をはじめ、さまざまなシーンにマッチするデザインとした。

BN-RB15の主な仕様

 近年、ポータブル電源はアウトドアレジャーの人気や防災意識の高まりに加え、テレワーク時や電力ひっ迫時の電源確保といった新たな用途への広がりを背景に、さまざまなシーンにおいてより多くの出力を要する、幅広い電化製品の使用に対応することが求められているという。

 ケンウッドでは2019年からポータブル電源の市場展開を開始。北米を中心に国内でも高い販売実績を持つJackeryと共同開発を行ない、独自の安全基準による検証をクリアした高い信頼性と、日本全国でのサービス網によるアフターサービスの対応が好評とのこと。