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日産、JVCケンウッド、フォーアールエナジー、「リーフ」の再生バッテリを利用したポータブル電源を共同開発

2022年4月26日 発表

製品に使用されるリーフの再生バッテリセル(左)と開発中の製品イメージ(右)

 日産自動車、JVCケンウッド、フォーアールエナジーの3社は4月26日、BEV(バッテリ電気自動車)「リーフ」の再生バッテリを利用したポータブル電源を共同開発することで合意し、同日に(開発)試作品を公開した。

 今回の共同開発にあたっての役割分担としては、日産はポータブル電源の企画立案と自動車開発で培った車載環境での使用を実現するためのノウハウを提供するとともに、JVCケンウッドは使用済みバッテリの再利用に最適化した設計と製品開発を実施する。また、リーフの再生バッテリを取り扱っているフォーアールエナジーは、使用された後でも高い残存性能と安全性を持ち、製造時にCO2の発生のないバッテリをポータブル電源で二次利用するための開発を行なうという。

 3社は再生バッテリ利用のポータブル電源の商品化に向けて開発を加速させると共に、美しい自然環境を未来に残すためBEVの再生バッテリを活用し、低炭素社会・サステナブルな社会の実現に向けて取り組んでいくとしている。

製品イメージ