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日産など、「リーフ」のバッテリーを再利用した外灯を設置するプロジェクト「THE REBORN LIGHT」

電線やコンセントのない外灯を福島県双葉郡浪江町に順次設置

2018年3月22日 発表

「リーフ」の使用済みバッテリーを再利用して製作した外灯を設置するプロジェクト「THE REBORN LIGHT」

 日産自動車と、福島県双葉郡浪江町、フォーアールエナジーは3月22日、EV(電気自動車)「リーフ」の使用済みバッテリーを再利用して製作した外灯を設置するプロジェクト「THE REBORN LIGHT」を発表した。

 THE REBORN LIGHTは、震災からの復興を進める浪江町に明かりをもたらし、町民の生活を支援するというプロジェクト。3月26日に浪江町に開所するフォーアールエナジーのバッテリー再生工場で試作機を試験点灯してから、2018年度に外灯を必要とする町内各所に順次設置していく予定。

 浪江町に設置される外灯は、日産とフォーアールエナジーがソーラーパネルとリーフの中古バッテリーを組み合わせて製作。ソーラーパネルで発電した電気をバッテリーに蓄電し、電線やコンセントを必要とせずオフグリッドで点灯可能とした。

ソーラーパネルとリーフの中古バッテリーを組み合わせた外灯は、電源もコンセントも必要とせず、どのような場所でも利用できるとしている
THE REBORN LIGHT 生まれ変わっても、人のために。 #TheRebornLight(1分19秒)