トヨタ、2代目アクアベースの新型「アクア GR SPORT」 専用チューニングサスなど装備で価格は259万円5000円

新型となる2代目「アクア GR SPORT」

　TOYOTA GAZOO Racingは11月29日、新型アクアをベースとした2代目「アクア GR SPORT」を発売した。駆動方式は2WD（FF）のみで、価格は259万円5000円（北海道地区は261万4800円）。

　2代目となる新型アクア GR SPORTは、誕生当時から変わらない「意のままに操れる歓び」というコンセプトを踏襲。TGRが目指す“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり”で培った知見を活用し、ボディ剛性の強化や足まわり、パワーステアリング制御のチューニングにより走行性能を向上。ベース車であるアクアの乗り心地のよさを継承しながら、さまざまな路面に追従するよう足まわりを磨き上げたという。

新型アクアベースの「アクア GR SPORT」

2600mmのホイールベースを持つ新型アクアがベースとなっているためGR SPORTも伸びやかに見える

6車種そろったGR SPORT

　ボディ剛性はより高水準なものにするため、フロア下2か所へブレースを、さらにリアバンパーリンフォースを追加することで、操縦安定性の向上とフラットな乗り心地に寄与。専用チューニングサスペンションも装備する。

ボディ下部。剛性向上のための補強が入る

専用チューニングサスペンション

コクピット

ステアリングまわり

ペダルまわり

パワーウィンドウスイッチまわり

　外観では、専用「ファンクショナルマトリックスグリル」を採用。六角形のメッシュ形状はGRの“G”をモチーフにし、車両中心に対してシンメトリーに配置。Gモチーフの三角形部分を光が反射する角度で造形することで、立体感を演出している。

専用「ファンクショナルマトリックスグリル」

“G”のモチーフが刻まれる

　タイヤについては、ブリヂストンのポテンザ RE050A 205/45 R17を採用。ホイールは専用17インチアルミホイールが用意されている。

ブリヂストンのポテンザ RE050Aを装着

赤く塗られたブレーキキャリパー