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ステランティス、フィアット プロフェッショナルの新型「デュカト」を日本市場に初導入

2022年12月1日 発売

L2H2:512万5000円

L3H2:530万円

L3H3:547万5000円

新型「デュカト」

 Stellantisジャパンは12月1日、フィアット プロフェッショナルの商用車「デュカト(DUCATO)」の2022年モデルを発売した。日本に導入されるのは、標準モデル「L2H2」、ロングホイールベースモデル「L3H2」、ロングホイールベースでハイルーフ仕様「L3H3」の3バリエーションで、価格はL2H2が512万5000円、L3H2が530万円、L3H3が547万5000円。

 日本市場に初導入されるデュカトは、広い開口部を備えたスライディング・サイドドアと横開きのリアドアにより、荷物の積み下ろしを容易に行なうことができる小型商用車。Stellantisジャパンでは日本のキャンピングカー市場を見据えて、キャンピングカーのベース車両として正式導入する。

 パワートレーンは、最高出力180HP、最大トルク450Nmを発生する第3世代の2.2リッター「MultiJet 3」ディーゼルエンジンを搭載、トランスミッションは最新の9速ATが組み合わされる。ボディ骨格には「オールフォワード」アーキテクチャーを採用し、前輪駆動の利点を活かした広い荷室空間と多様なアレンジにより、優れた快適性と積載性を実現するとしている。

 ボディサイズは、L2H2が5410×2050×2525mm(全長×全幅×全高)、L3H2が5995×2050×2525mm(全長×全幅×全高)、L3H3が5995×2050×2765mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースはL2H2が3450mm、L3H2とL3H3が4035mm。最大積載重量は、L2H2が1300kg、L3H2が1250kg、L3H3が1200kg。

日本市場に初導入する
フィアット プロフェッショナルブランドの商用車

 室内高についてはL2H2とL3H2が1970mm、L3H3が2210mm。運転席と助手席には、キャプテンシートが採用され、一体型ヘッドレスト、幅広のバックレスト、サポートの優れたダブル・アームレストを備えて、快適性を高めるとともに、運転席、助手席ともに180度回転させることができるため、キャンピングカーユースの際には、車両前方のスペースも効率的に利用可能としている。

コクピットまわり
センターコンソールまわり

 ボディカラーは、標準ソリッドカラー「デュカト ホワイト」に加え、2種類のスペシャルソリッドカラー「エクスペディション グレー」「ランサローテ グレー」、3種類のメタリックカラー「メタリック ブラック」「アイアン グレー」「アーテンス グレー」から選択可能。