ミシュラン、タイヤラベルを最大47％縮小 ラベル関連プラスチックと紙の年間使用量43％削減へ

ミシュランは2023年1月から順次、タイヤの仕様や性能を表示するタイヤラベルのサイズを最大47％縮小する

　日本ミシュランタイヤは12月1日、タイヤラベル関連のプラスチックと紙の年間使用量を全体で43％削減することを目指し、2023年1月から順次、タイヤの仕様や性能を表示するタイヤラベルのサイズを最大47％縮小し、現行の45種類から2種類（ミシュランとBFグッドリッチブランド各1種類）に統一すると発表した。

　ラベルの縮小は、使い捨てプラスチックと紙の使用を削減し、環境保全に貢献する取り組みの一環として実施するもので、同社では合わせて、日本のタイヤラベルの貼付作業を日本国内からタイヤ出荷国へ大幅に移管することにより、これまで日本国内で使用されずに廃棄していたラベルの発生を抑えるとしている。

　日本ミシュランタイヤ 代表取締役社長 須藤元氏は「ミシュランはグローバルに連携し、省資源に貢献するとともに、物流の効率化も推進しています。2023年からのミシュランのタイヤラベル見直しは、SDGsの17の目標のうちの12、『つくる責任 つかう責任』の取り組みの一つです」と述べている。

SDGsの17の目標