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日産、フォーミュラE Gen3マシン「NISSAN e-4ORCE 04」がプレシーズンテストでデビュー
2022年12月13日 10:28
- 2022年12月12日 発表
日産自動車は12月12日、ABB FIA フォーミュラE選手権シーズン9の開幕に向けて、スペイン・バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで12月13日~16日に行なわれるプレシーズンテストに参加し、Gen3マシンのテスト走行を行なうと発表した。
日産フォーミュラEチームは、シーズン9から日産単独チームとしてシリーズに参戦することとなり、12月1日にはマドリードで、桜の花をモチーフにした大胆なデザインと印象的なカラーリングを施した新型マシンを公開した。
ドライバーには、フォーミュラEでの優勝経験もあるノーマン・ナトー選手と昨シーズンのスーパーフォーミュラでランキング2位となったサッシャ・フェネストラズ選手を起用し、それぞれ17号車と23号車をドライブする。
また、2022年6月に日産は、マクラーレンに日産のパワートレーンを供給するパートナーシップを発表していて、今回のプレシーズンテストで、日産のパワートレーンを搭載したNEOMマクラーレン・フォーミュラEチームのマシンが、初めてフォーミュラEの公式セッションを走行するという。
日産フォーミュラEのゼネラルマネージャーで、日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ・ヴォルペ氏は「全チームのGen3マシンが、初めて一堂に会するバレンシアでのテストをとても楽しみにしています。Gen2のパワートレーンに比べて技術のレベルは格段に上がっており、これまでとはまったく異なるチャレンジになります。ドライバーは2名とも新しくなり、チーム編成も変わったので、初日から一丸となってベストなセットアップを見つけたいと思います。できる限りの準備をしてきたので、初めての公式セッションでマシンがどのような走りを見せてくれるか、とても楽しみです」とコメントしている。
ノーマン・ナトー選手のコメント
「新シーズンに向けたテストの瞬間は、いつでも素晴らしいものです。新しいマシンの走りが、本当に楽しみです。バレンシアのテストでは、最速タイムを出すことが目標ではありません。この数カ月間やってきたことを継続し、開幕となる1月のメキシコ大会に向けて、全力を尽くします。昨シーズンが終わってからまだ日が浅いのですが、ファクトリーでは本当に忙しくしていますし、バレンシアで新しいマシンに乗ってコースに出るのが待ち遠しいです」