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ソニックデザイン、トヨタ「ライズ」専用車種別スピーカーパッケージ「SonicPLUS」ハイグレードモデル

2023年1月30日 発売

19万8000円

車種別スピーカーパッケージ「SonicPLUS」の高音質スピーカーパッケージ「SF-R201M」

 ソニックデザインは、車種別スピーカーパッケージ「SonicPLUS(ソニックプラス)」シリーズの新製品として、トヨタ自動車「ライズ」(A200系)に無加工で純正交換装着できる高音質スピーカーパッケージ「SF-R201M」を1月30日に発売する。価格は19万8000円。

 今回発売されるSF-R201Mは、ドアのスペースが狭いクルマにおいても無加工でエンクロージュアの純正交換装着を可能にしたSonicPLUS車種別高音質スピーカーパッケージ。製品ラインアップはハイグレードモデルのフルレンジタイプとなるフロント専用の1グレード1機種。リアにはカジュアルライン「TBM-77Hi」(ハイグレードモデル)を組み合わせて使用可能としている。

SF-R201M

 SF-R201Mは新開発のエンクロージュア一体型スピーカーモジュールを採用し、シームレスなワイドレンジ再生をクロスオーバーネットワークなしのシングルウェイで実現。点音源化により、車室内での音の指向性と広がりが最適化され、さらに自然な音場感の再現を可能とした。

 スピーカーユニットには、しなやかさと剛性とのベルトバランスを追及したマイクロファイバー編み込み樹脂振動板「CMF(クロスマイクロファイバー)」コーンと、高密度ネオジウムマグネット&ナローギャップ・モーターシステムによる外磁型磁気回路を採用したハイグレード使用の77mmスピーカーユニット「SD-N77M」型を搭載。音楽の素顔を映し出す緻密な表現力と情報量、リアルで引き締まった中低音を再現するとした。

 エンクロージュアには、高剛性アルミダイキャスト製バッフル部とボトム部で特殊樹脂製バックチャンバーを強固に接合し、不要共振を抑え込む3ピースモノコック構造と、取り付け剛性を高める車種専用「ダンプドブラケット」を採用。ダンプドブラケットには「ACコントロール」が組み込まれている。

 新設計されたチューニングポート「Gチューナー」は、従来エンクロージュア内部に設計されていた構造を外部に設計し、エンクロージュアの最適化とインストール性を両立。低音域の再生範囲を拡大するとともに、クリアでタイトな中低音再生を実現し、大音量再生時におけるポートノイズも低減した。

 加えて、ソニックデザイン独自のフルエンクロージュア方式によって、車外への音漏れや内装材などの共振に伴う音質劣化を大幅に解消。専用設計となるため、無加工で純正装着が可能となり、取り付けに対しての時間と費用を軽減した。なお、完全な純正状態への復元が可能であり、クルマの価値やメンテナンス性を損なわないとしている。